ギフト±7巻ネタバレ感想
ギフト±7巻のネタバレと感想とあらすじ、漫画を無料で読める方法を紹介。
環に感情が取り戻されだしたのに危機感を覚えるタカシ。
協力関係を持った瑞希たちは、少しずつ真相に近づいていた。
ハニートラップ
瑞希、英、廣瀬は意見をすり合わせ、たまきが真琴の卵子を使って体外受精から生まれたのだと結論付けた。
そうして望まれて生まれたのにも関わらず心臓を違法移植されたのは、人間としてではなく、臓器移植用に生み出されたためだと考えた。
先天性の心臓病を患っていた秋光家の長男を救うため、適合検査をクリアした真琴に子供を産ませ、サイズの合う心臓を作り出そうとしたのだ。
感情が戻りつつある環が、英琢磨を求めるのを恐れたタカシは環の貞操を奪おうとしたが、うわ言で英の名を呟かれたせいで、一線を越えることはできなかった。
その猛りを静めるために、梨世を呼び出し欲望の全てをぶつける。ゴムを使い切ると、今まで絶対やらなかった生中出しまでして果てた。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻
梨世に一服盛られていたとも知らず、ぐっすり眠り込んでしまったタカシ。彼女は電話で経過報告を済ませ、朝勃ちしているモノをひとりよがりにぶち込んだ。
初心
おぼろげな意識の中、タカシに犯されそうになったのに気付いていた環は、お互いのためにも心臓の動きを抑制するために、ペースメーカーを埋め込んで欲しいと加藤に依頼した。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻
梨世との密会から帰ったタカシは、環に話した自分の言葉を彼女から改めて聞かされた。
3年前。今の凶悪犯罪者の臓器を必要な人に供給する仕組みを思いついたのは、ある脳死移植のドキュメンタリーを観たことがきっかけだった。
脳死判定されたある男が麻酔なしで臓器を摘出されていくなか、彼は額に夥しい汗をかいていた。
手術スタッフは空調が整備されているので、涼しい顔をしている中、患者だけが異様に汗をかいていたのだ。このことから、彼は生きながらに体を切り刻まれる苦痛を感じていたのではないかと問題になった。
現代では判定も処置も厳しくなっているが、もしこの彼のように苦痛を感じている患者がいるとすれば、それは脳死移植という名の罪のない人を殺す処刑に他ならない。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻
そう考えたタカシは、処刑に値する人間として凶悪犯に目を付けたのだ。
大勢の人を救うため、罪のない人が被害に遭わないため、凶悪犯に罪を償わせるために手伝って欲しい。タカシはそう言って環をクジラ狩りに引き込んだのだった。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻
だから環は、不安定な気持ちを抑えて仕事に集中するため、ペースメーカーを埋め込むことを決めたのだ。