タカシが殊更環に執着するのは、彼も移植用に生み出された命だったからだ。彼が移植できるまでに育ったとき、兄の渉の体力がもたないと判断され、移植は見送られた。

そうして時間が経つうち、タカシは万が一の時のために生かされることになり、代わりに環が生み出された。
同じ運命を背負わされた彼女に、彼は遺伝子を超えたを感じていた。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻

 

 

無事にペースメーカーを埋め込んだ環は、プティシャトンの顧客で少女を殺害した過去を持つ、政治家の松川を鯨として捕らえていた。

児童ポルノ撲滅を掲げる政治家が、裏では残虐非道なロリコンだった。

 

ペースメーカーをつけた環は、今まで以上に冷静で流麗な手さばきで、臓器を取り出し、感謝を告げるのだった。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±7巻

 

 

感想

ギフト±7巻でした。

タカシよりも、梨世に心の変化があるような気がしますが、彼女自身の目的が何か気になります。

高校生活でも見て、たまにはほっこりしたいものです。

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