
今日からゾンビ!1巻
ネタバレ感想
今日からゾンビ1巻のネタバレと感想とあらすじ、漫画を無料で読める方法を紹介。
売れないアイドル田畑風花(17)
マネージャーが運転する車に乗って、山奥のグラビア撮影へ向かっていた。
でも、カーナビでは変なとこを走っているし、どうやら迷ってしまったようで・・・
田畑風花
中二からモデルを初めて早3年。
田畑風花ことぷぅかは、なかなか芽が出ないグラビアアイドルをやっていた。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
でも今回受けた仕事は、人気が出るという登竜門的な「幽霊トンネルグラビア」なる趣向を凝らした企画。
でも、その目的地になかなか辿り着かない・・・
ゾンビアイドル誕生
山道をうねうね走っていると、不思議な注意標識が目に入った。
鹿注意みたいな動物の飛び出しを喚起するものは山奥にはよくあるが、風花が見た標識は明らかに人間注意だったのだ。
しかし世間では、マネージャーと同じ中年くらいの年齢以上なら、ゾンビの存在は知ってて当たり前。
驚く風花をよそにマネージャーは地図を片手に運転し始めた矢先、ドンッ!と人間を轢いてしまった!
慌てて駆け寄るマネージャー。
でもそれはゾンビだったから問題なしで助かった。保健所を呼べば解決なのでひとまずわきに除けようとした。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
すると、音に集まってきたのかわんさかとゾンビの群れが現れて、マネージャーを喰い散らかしてしまった。
逃げる風花。
今度は森の中からイケメン青年が現れて、安全な逃げ道を誘導してくれた。
道が二手に別れたところでどっちに行けばいいか訊こうと振り向いたら、なんとその彼も足は完全なゾンビだった。
いいゾンビ?
そんなの信じられるか!
その辺に落ちてた枝を振り回して追い払おうとしたのが運の尽き。
滑って転んで青年ゾンビの顔面にヒップアタックを食らわせてしまった。
グラビアアイドルぷぅかは、不幸な事故でゾンビになってしまったのだった。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
スケキヨ
風花を助けようとした、自称いいゾンビの青年。
完全なゾンビ寄りの思考になっていて、人間を食べただけなのに生身のやつらはゾンビを駆逐しようとするなんて酷過ぎるとほざく。
でも、基本的に悪気はないし風花の世話をアレコレと焼いてくれる。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
富士存美村での暮らし
アメリカでよく作られるゾンビ映画の世界は、実はほぼドキュメントみたいなものだった。
世界は当たり前にゾンビが存在していて、人間VSゾンビの構図で浅からぬ因縁があった。
そんな驚愕の真実を知ったのは、スケキヨに連れて来られたゾンビだけが住まう町、存美村で最初に見せられた、「ゾンビとして生きるために」の説明ビデオでだった。
村には野良犬ゾンビがそこら中にいて、夜ともなれば出歩く人間ゾンビに食らいつく獰猛な獣たちだ。
年季の入ったビンテージマンションの一室をあてがわれた風花。
そこに新人ゾンビの彼女の様子を見に来た、ゾンビ暦200年の最長老ゾンビ3人衆の見た目のなんと恐ろしいことか。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
目覚めの一発目にその顔に取り囲まれた風花は、またすぐに眠りに落ちた。
お隣さんは、ほぼ腐っている山田ばあさんが住んでいた。
でもあら不思議。
肉が削げ落ち、骨が見えていても、パテを塗り込むように特別な何かを塗りこめば、生前まで若返った見た目を取り戻すことができる。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ1巻
それが、存美村存続のために不可欠な摩訶不思議な若返りの妙薬だ。
しかし、中身は完全に腐ったままなので、無理に引っ張ると蟹の肉をつるんと取り出すように引き千切れてしまう。