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進撃の巨人94話ネタバレ感想

ガビの捨て身の作戦で要塞を攻略したマーレ軍。

しかし、巨人の力に胡坐をかいていたせいで、軍事力は遥かに差をつけられていた。

それでも、戦士候補生たちは強い決意と無邪気さを常に持っていた。

 

 

95話 壁の中の少年

列車に揺られたエルディア人たちは、壁の中にある故郷の町レベリオに帰ってきた。

 

はしゃいで車内から飛び出すガビ。

 

大声で「ただいま」を告げる彼女の声は、二日酔いのコルトの頭にこれでもかと響くが、ピークやジークは悪びれもせずに、酒に弱い彼の運命を傍観していた。

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

 

ファルコは、ライナーが今や誰よりもマーレへの忠誠心が高い戦士に認められていることを知っていたし、自分もそう思っていた。

 

なのに昨夜、自分にガビを救えと言ってきたことが腑に落ちなかった。

聞く人が違っていれば、マーレへの忠誠心を疑われて処罰の対象になることも避けられないほど、危険な発言だったからだ。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

そしてその危険な発言をファルコが心の中に留め置いたのは、自分も同じくエルディア人を戦争から解放したいと思っていたからだった。

 

そんなことを考えていると、無意識にライナーに視線を送っていた。

 

それを傍にいた自分が見られていると勘違いしたガビが絡んできたが、もちろん本当のことは言えないし、こんなタイミングで気持ちを伝えられるはずもなく、周りにからかわれてしまうだけだった。

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

 

壁の中に入るまでは、街の住民に蔑みの視線を向けられるのを避けられなかった。

 

エルディア人の集団は、例えマーレの力になる戦士であっても、悪魔の末裔には違いない。

 

しかし壁の出入り口付近には、戦士たちの家族が今か今かと帰りを待っていてくれた。

 

 

九つの巨人の力を宿す少年少女たちや、その後継者になり得る候補生たちの家族が、勝利した戦争からの帰りを出迎えてくれたのだ。

 

ジークは祖父母に無事な姿を見せ、コルト&ファルコ兄妹は二日酔いが感動の再会に水を差していた。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

ガビの活躍は既に壁の中にも伝わっていて、彼女の両親は娘を抱きしめて、立派に活躍したことを褒めちぎった。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

ライナーも母と再会し、安心感に包まれた。そしていとこ関係にあるガビとその家族たちと一緒に盛大な祝勝会を開くことが決まった。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

 

ファルコは家に帰る前に、心的外傷を負った戦士たちがどこかに連れて行かれるのを見かけて、先導するコスロに声をかけた。

 

どうやら壁の中の病院で治療されるらしいが、コスロは連れて行くのでさえめんどくがってイライラが募り、幼稚な悪戯を仕掛けて笑い転げていた。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

見るに耐えかねたファルコは、怯える負傷兵に寄り添い、もう戦わなくていいんですよと、慰めの言葉をかけた。

 

 

ガビは二家族揃った夕食の席で、自分の武勇伝を語っていた。

 

上着を脱いで降伏したな女の子を演じ、油断させたところで爆弾を投げつけて装甲列車を脱線させ、その後は雨霰と撃ってくる銃弾を掻い潜って全速力で走った。

最後にはガリアードが身を挺して守ってくれたおかげで何ともなかったと締めくくった。

 

ファルコが助けに来てくれたことは黙っていた

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

 

そんな勇気ある娘を両親は褒め、ライナーの母のカリナは息子に「ガビは戦士になれそうかい?」と訊くと、彼は「このままなら鎧の継承権は間違いないだろう」と太鼓判を捺した。

 

するとカリナは、早くあの島に住む悪魔共が消えてくれればと呟いた。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

ガビはそれに、私達戦士が島の悪魔からエルディア人を守るから、と答えた。

 

しかし親たちは、鎧を宿したライナーでさえ逃げ帰ることしかできなかった事実を思うと、不安が消え去りはしなかった。

 

島で何があったのか訊きたそうにする親たちを、機密情報だし悪魔たちの中に潜入してライナーも辛いことがあったんだから、とガビは諭した。

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

 

だがライナーは話せることはあると言って語り出した。

 

軍隊に潜入していたが、まさにそこは地獄で周りの連中も悪魔のような奴らだった。

 

入隊式ではいきなり盗んだイモを喰い始める奴がいて、見咎められると、半分以下に割ったイモで教官を買収しようとする恐ろしい奴だった。

他には便所に行った途端にどっちを出そうとしていたか忘れるバカや、自己中極まりない奴に、人のことを優先するしか能がない真面目な奴

復讐に囚われた奴と、それにどこまでも付き合う奴ら

 

その中に自分たちがいた。

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

その中にいるのはまさに地獄だった。と締めくくった。

 

 

黙って聞いていた家族は、不思議なものでも見るような目をライナーに向けていた。

 

最初に感想を言ったのはガビだった。

色んな奴らってなに?悪い奴らでしょ?」と。

進撃の巨人94話

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

ライナーが答えない代わりに、カリナが答えた。

 

島にいるのは悪魔だが、私達は善良なエルディア人だ。マーレに凄惨な歴史を刻んだ過去の過ちを償うためにも、島から進撃してくる巨人は私達エルディア人が食い止めなくてはならない。

そうして初めて世界から認めてもらえ、置き去りにして島に逃げた奴らに制裁を加えなければならないんだ、と。

著者名:諌山創 引用元:進撃の巨人23巻

 

 

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