今日からゾンビ!2巻
ネタバレ感想
今日からゾンビ!2巻のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
売れないグラビアイドルの田畑風花もゾンビになって数ヶ月。
元の日常への未練もありつつ、難しい年頃の女の子と仲良くなったりして、なんだかんだゾンビ生活に慣れ始めていた。
口裂け女
長らくひっそりと続いている存美村には、生きている人間を食べてはならないと言う掟があり、それを守ることで他の正気を失った野良ゾンビと一線を画していた。
でもある深夜。
お腹が減って眠るに眠れなかった風花は、一緒に住んでいるケン坊(山田ばあさん)のアドバイスで、人間の生肉の代わりに池で魚を釣って飢えを凌ぐことに。
釣りなんて一度もやったことがない。
しかし、だらりと糸を垂らしていただけで大物がヒットした。
すると、魚にくっついて恐ろしい形相の口裂け女も釣り上げてしまったのだ。
ゾンビになっても怖いものは怖い。
気絶してしまった風花は、ずるずると池の中に沈んでいくが、口裂け女は知らんぷりをして、魚を咥えたままどこかへ行ってしまった。
丸二日後。
いい加減心配になったスケキヨとミチルにようやく発見されて引き上げられた。
もちろんゾンビなんで命に別状はなかった。
気絶しながらも、口裂け女がどこの誰かちゃんと分かっていた風花は、さっそく吉田さんのところに置き去りにしたことを問い詰めに行った。
ごめんなさない、ごめんなさいと謝る彼女は、普通にしていれば綺麗な女性にしか見えないが、ちょっとでも油断すると、ゾンビになった時に食い散らかされた口が裂けて、世間を震撼させたあの口裂け女になってしまうのだった。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
吉田さん
何を隠そう、都市伝説の代表格「口裂け女」本人。
口さえ裂けなければ普通の人と変わらないので、時折街に行っては買い物をしたり逆ナンして楽しんでいる。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
しかし、服を試着して店員におだてられると「本当に私きれい~?」と口が緩んでしまい、それがやがて伝説となった。
元陸上部で100mを主戦場にしていたので、バレた時に逃げるスピードはオリンピック選手なみで、そこもまた伝説に。
ポマードは人間の頃のDV癖のある元彼がつけていたので苦手なのだ。
風花のゾンビライフ
吉田さんとトラブルがあってからと言うもの、ちょこちょこ池に魚釣りへ。
そこで今度は、鎧武者の亡霊たちに襲われてしまう。
ただただ見るもの全てに矢を放ち、刀を振り回してくるイカれた奴らなので、スケキヨとタッグを組んで、現代の銃火器片手に殲滅戦を挑むが、その時はまだ戦国時代からのゾンビだと思い込んでいたので、銃も効かないとは知らず・・・
またある時。
ミチルがホームにしている遊園地に多くのお客さんを連れて行ってあげた。
いっぱいお客さんがきて喜ぶミチル。
と言っても客は全員ゾンビだし、年季の入っているものは遊具に辿り着くのも一苦労。
それでもやっぱり一番人気はジェットコースター。
だが、遊園地なんて初めてのゾンビたちは立ったままスタートし、ループで次々と振り落とされてまるでバラバラ死体に。
それでも生きているし楽しんでいるから、オールOKだ。
やがて季節は冬になった。
暑さで腐敗が進む夏は完全にゾンビの敵なので、冬は外で動くにはいい季節。
と言うことで、凝り固まった腐りかけの筋肉を動かすために体力測定が開催された。
もう残りは骨と僅かな髪だけになった藤原くんの無残な測定結果に、記録係の吉田さんが笑ったりして、心まで腐ってしまったことを確認。
まだ人間に限りなく近い風花は、滑らかな動きを見せて走り幅跳びでジャンプ。
着地を失敗して体操服が捲れ上がると、腐ったゾンビ男たちはラッキースケベに大興奮。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
もう一人ゾンビになりたての野沢さんが走る際にも男たちは視線を外さず、なぜか女子はブルマなのをいいことに、食い込みにさえ目を凝らす。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
注目を奪われていい気のしない吉田さんは、軒並み可愛い女子には低得点をつけていく。
さてさて最後は借り物競争。
もはや体力測定でもなくなったが、吉田さんには逆らえず、実在するかも怪しい河童を探しに行く風花。
ぬいぐるみもダメ。
禿げたおっさんもダメ。
仕方なく山を越えた先にある水場までえっちらおっちら登山ばりに進んでいくと、本当に少し萎びた感じの河童を発見。
きゅうりよりも相撲で一勝負したいらしく、おもむろに服を脱いでふんどし一丁に。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
黙って尻子玉と言う名の魂を取られる訳にはいかない。
がっちり組みついて倒そうとするが、河童はただのエロ河童だった。
尻子玉を抜くフリをして尻をさわさわ。
組みつきながら、体操服の中に顔を突っ込み、手も突っ込んでグラビアアイドルの胸をモミモミしてきた。
さすがに怒って、皿に手刀を一閃。
著者名:荒木宰 引用元:今日からゾンビ2巻
ぴくぴくしている間に担いで下山。
何とか借り物競争をやり遂げることができたが、吉田さんの狙いは身体修復の妙薬の材料をイベントにかこつけて集めさせることだった。