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進撃の巨人96話ネタバレ感想

名誉マーレ人になる。

母の願いを叶える。

その一心で努力を重ねてきたライナーは、鎧の巨人を継承して仲間の死の上に生きる。

 

 

96話 希望の扉

マルセルから驚愕の真実を伝えられた翌日。

茫然自失状態で歩いていたライナーは巨人の接近に気付くのが遅れた。

巨大な手に捕らえられる直前、マルセルが彼を庇って巨人に食われた。

突然現れた本物の巨人に恐怖し、彼は一目散に逃げ出すのだった。

 

 

どれだけ走ったのか、ぽつんと一本だけ聳え立つ木の下で立ち止まって息を整えようとした。

 

そこでようやく振り返る余裕が出たが、後ろには誰もいなかった。

 

アニ、ベルトルト・・・

マルセルが自分を庇って食われた事実が今更ながらに彼を襲い、圧倒的な恐怖に頭を抱えて蹲った。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

その時、急に腹を蹴り上げられて無様に悲鳴をあげた。

 

だがそれは、同じく逃げてきたアニの一撃で、彼女の後ろにベルトルトもいた。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

アニは、すぐにマルセルを食った巨人を抑えておけば顎まで失なわずに済んだのに、あんたらが逃げたからそれもできなくなって・・・マルセルも帰らない。

そう言って特にライナーを詰った。

 

彼は言い訳しようとするが、それはベルトルトに諌められた。

巨人は規則的に動く機械人形じゃないって教わったはずだと。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

 

マルセルを失った今、もう「始祖奪還計画」を成功させるのは不可能だと言い、今は人になっているはずの顎を探して帰るとアニは言い出した。

 

ベルトルトもその意見に従い、立ち上がった。

 

だが、ライナーは母の願いを思い出し、帰還を許さなかった。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

このまま帰れば失態の責任で鎧は剥奪され、次の戦士に食われる。

 

しかし、二人が責任を問われない確証はどこにもない。逃げたのは3人とも同じなんだからと言って、彼は二人を脅して引き止めた。

 

顎の回収も、万が一巨人の力を使われた場合、この3人の巨人じゃ追いつけない。

 

ベルトルトがすぐに超大型を使いこなした例があるんだから、可能性はあると必死に叫んだ。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

 

今更冷静になって状況を分析し、脅しさえするライナーにアニは切れた。

 

何が名誉マーレ人だ。

何がエルディア人だ。

全員嘘吐きのクソったれだ。

悪いと思ってんなら、マガトに全部説明してお前が死ねと、怒り任せに何発も蹴りを入れた。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

 

もう完全に気を失ったと思い背中を見せた時、ライナーは亡者のように立ち上がり、アニに襲いかかった。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

飛び掛って押し倒し、首に腕を回して完璧に極めた。

 

今ここで帰っても、待っているのは巨人を剥奪されて迎えるだけ。

残り十数年の未来を生き抜くには、ここで大きな成果を得る以外にない。

 

マルセルが必要なら、あそこで死んだのはライナーで俺がマルセルになる。

 

何が何でも譲らない彼の鬼気迫る表情にベルトルトは同意せざるを得ず、アニは落とされそうになりながら、耳元で怯える少年の誓いを聞いた。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

 

アニが女型の巨人になり、雄叫びで無垢の巨人を引き寄せながら壁に向かってひたすら走った。

 

本来は顎と交代しながら進む作戦だっただけに、壁が見える前にアニの体力が限界を迎えようとしていた。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

しかし、自分たちで呼び寄せた巨人の大群がすぐ後ろに迫っている。

 

その時、待望の壁が見えた。

ライナーはすぐに鎧の巨人になってアニを休ませ、ベルトルトを壁の前に運んだ。

 

 

ついに駆逐すべき悪魔が住んでいる壁に辿り着いた。

 

それは想像以上の大きさで、超大型といえどこんなものを破壊できるのかとベルトルトは心配になった。

 

ウォール・マリアを破壊し、巨人侵入の混乱に乗じて紛れ込み、始祖の情報を探る。

全ては壁を破壊しなければ始まらない作戦だった。

 

ベルトルトはこの日のために積んできた訓練の成果を出すべく、超大型を出現させた。

 

壁の中には人々の暮らしが見えた。

自分を見つめている少年たちと目が合った気がした。

進撃の巨人

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2017年9月号

 

 

それでも彼は足を振りぬき、壁に穴を明けて地獄に変えてしまった。

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