3話

ついてくれば色々教えてあげると言われたが、すぐには信用できなかったし、なぜ茜の言っていることを理解できるのか分からない。

 

まごつく茜にさやかは「まだ時間はある」と言いながら、誰にも詮索しない方がいいと忠告して、無邪気な小学生らしくない笑みを残して帰っていった。

著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド1巻

 

 

 

とにかく日誌だけは忘れないようにしていたが、繰り返す毎日とさやかが何を知っているか気になって何にも集中できないでいたとき、体育の授業でボールが頭にヒットし、保健室に担ぎこまれてしまった。

 

その時、介抱してくれたのは御厨だったが、彼女も何かを知っていてそれを隠しているように見えて仕方なく、最近元気がないように見えると心配してくれても、その厚意を素直に受け取れなかった。

 

 

その日から数日後、茜のことを心配していた同級生たちは一回目の時とは違う6月の終わりに、茜の歓迎会としてBBQを開催してくれた。

しかし、なぜかまた大きな串を持っているところを見て、気分が悪くなって吐いてしまう。

著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド1巻

 

 

 

今度はいづみが介抱してくれ、さやかの忠告を忘れて彼女にもタイムリープしていることを話してしまった。

 

しかし、彼女はそれがおもしろくない冗談だと受け取り、苦笑いを零すだけだった。

 

 

さやかと同じようにならないことに安心したのも束の間、首が千切れるほど無理やり振り返ってBBQに戻ろうと言ってきた。

 

だが彼女は、「たすけて・・・」とも呟いて涙を流した。

著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド1巻

 

 

 

どうにかして助けたかったが、何をどうすればいいか分からずただ抱きしめると、肩の肉を食い千切られて高らかに笑われた。

 

その時、さやかがスタンガンでいづみを昏倒させた。

 

そしてさやかは茜をある場所に連れて行き、衝撃の事実を告げた。

 

 

感想

はっぴぃエンド1巻でした。
面白度☆8 姉が怖い度☆10

のんのんびよりを彷彿とさせる田舎スローライフかと思いきや、いきなり血で出るわ顔は怖いわで、一気に怖くなる様子はがっこうぐらしのようでもあります。

そしてループといえばひぐらしですが、あそこまで服装はダサくないので見る分にも楽しい時間が過ごせるでしょう。

とにかく、姉が怖過ぎる。