
ばくおん!!2巻ネタバレ感想
ばくおん2巻のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
もじゃこと天野恩紗と出会い、バイクの魅力に取り憑かれた佐倉羽音。
あくどい商売をしている恩紗の実家でピンクのスーフォアを手に入れ、女子高生ライダーに生まれ変わると共に、バイク仲間を着々と増やしていた。
バイク部、北の大地へ
バイク部が実は未公認で部として成立していなかったらしい情報を手に入れた羽音は、恩紗と凛が腕相撲で争っている部室に駆け込んだ。
羽音の無邪気な笑顔に従い、凛が部活申請書を手に入れて来るが、最低4人は必要なことから恩紗は本当に仕方なさそうに凛の名前だけを貸してもらおうとするが、当然こじらせている凛は受け入れない。
しかし、羽音と聖にお願いされればあっさり落ちてくれるちょろいんだ。
次は活動内容だが、取りあえずバイクでエンジョイスクールライフをみたいなことを書いて校長に提出し、精査されることになった。
さて、校長のたづ子は永遠の女子高生ライダーの来夢先輩に会いに行き、かつての自分たちの無謀な行いを思い出し重ね合わせて現役女子高生ライダーたちを危ぶむが、来夢先輩が目を光らせる条件で部の復活を許可するのだった。
そして、来夢先輩が公式にこの高校の女子高生として認められたので、凛はバイク部から即刻除名されたのである。
とは言え、色々とめんどくさい凛が絡めるのはバイク部員くらいなので、はち切れそうな身体をスクール水着に収めている時でも、来る夏休みには北海道ツーリングをしたいなどと言って、積極的に提案していた。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
その前に、羽音の家で試験に向けてお勉強会。
そこで凛は語る。
かつて子供の頃に父のバイクの後ろに乗って、北の大地を疾走し、キツネを避けようとして事故り、重傷を負った父はエキノコックスまでもらったことを。
だから、次に遭ったときは轢くつもりだと宣言。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
荒ぶる凛に聖は恐れ慄くが、羽音がもっと悪いことをしようとある提案をした。
それは、花も恥らう乙女たちにとってとても恐ろしいことだった。
そう、深夜ラーメンだ。
食べた後にどうなるか考えるととても怖かったが、彼女たちはバイク部の活動のスタートとしてバイクで夜の街に繰り出し、ラーメンを平らげたのであった。
そんなこんなで夏休み突入。
幸先悪く船の時間を間違えて乗り過ごしてしまうことになったが、人並み外れたライディングテクニックで大ジャンプをした来夢先輩だけが出港したばかりの船に飛び乗り、後を追った聖と早川は海にダイブ。
すると、羽音が青森まで突っ走ろうと考えなしに発言。
それに恩紗が、キャノンボールがなんたらかんたらと魅力的に言葉を紡ぐ。
溜め息を吐きながら折れる凛。
いざ、お金節約で下道を使って700kmの旅へ出発だ。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
羽音は熱くなった二人に早々に置いていかれるが、ガス欠で困っている不審なライダーを助けた縁で、スタンドでバイクの偉大なる歴史について聞かせてもらう。
棘模様のメットを被り、その上に輪っかを浮かばせた不審なライダーは、訥々と語り終わった後、眩い光を放つ聖杯を羽音に託し、彼女は意識を失った。
目を覚ますと、いつの間にか青森に到着していた。
そして聖杯は、魚偏の漢字が散りばめられていて、中央に鈴木とSマークがプリントされたスズキ乗りだけの宝物だった。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
無事に海を渡って北の大地に着き、財力にものを言わせた聖とも合流できた。
もちろんドゥカティのサイドカー仕様は譲れない早川だったが、さっそくドゥカティ乗りの集団に絡まれ、サイドカーを笑われてしまう。
ところがどうして、彼らがバイクを停めてトイレ休憩に離れた直後、彼らのドゥカティは偉大なる早川ドゥカティをバカにした主人たちの言動に恐れを抱き、まるで主人たちと一緒にトイレを我慢していたかのように、オイルをちびちびと漏らして自壊するのであった。
宿について長距離ライドの疲れを癒した彼女たち。
翌朝早くに宿を出発し、遮るもののない大海原を前にした露天風呂へと足を運んだ。
本当に柵も脱衣所もないので女子高生たちは躊躇うが、天然100%の羽音が早川もいるのに躊躇なく脱いで、他に誰もいない温泉を独り占めにした。
その潔すぎる脱ぎっぷりに誘われて、結局全員湯の中へ。
恩紗は頭こそもじゃもじゃだが、あそこは弟たちに毟られてツルツル。
凛はそれに爆笑するものの、ムチムチのお尻にはくっきりSマークが刻みつけられていた。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!2巻
その印に今ここで初めて気付いて泣く凛。
いつの間にか合流していた来夢先輩。
騒ぐ全裸の女子高生たちを微笑ましく眺める早川だった。