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大蜘蛛ちゃんフラッシュバック1巻
ネタバレ感想

大蜘蛛ちゃんフラッシュバックのネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

謎の彼女Xの植芝理一最新作は、母と息子の日常劇。

ただ、息子は時折、父の若い頃の記憶がフラッシュバックして見えた。

その光景には、いつも若い頃の母がいたのである。

 

 

鈴木実

母子家庭で一人息子の彼は、最近誰にも言えないような悩みを抱えていた。

 

母が漫画家で不規則な生活をしているので、ご飯の準備をしたり、たまの母の休みにはおでかけに付き合ったりするマザコン気味で親孝行なところがあるが、とても母に打ち明けられない想いがあった。

 

 

まだ彼が小さかった時に父が亡くなったのだが、それ以来、父の記憶がフラッシュバックすることが時々起こるようになった。

 

しかもそれが、母に恋して夢中になり出した頃の記憶なので、視界にはいつも母がいた。

 

年頃も今の彼と同じ高校生で、学校の階段を上がる母のブルマのお尻を凝視したりするものだから、息子の彼もドキドキせずにはいられない。

大蜘蛛ちゃんフラッシュバック

著者名:植芝理一 引用元:大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック1巻

 

 

そんな父の気持ちが乗り移ったかのように、息子なのに母に恋してしまっていたのだ。

 

 

鈴木綾(旧姓、大蜘蛛)

漫画家として、日々机にかじりついてうんうん唸っているシングルマザー。

 

高校の同級生だった鈴木治と結婚し、一児を設けたが、夫は若くして他界し、それから母一人子一人で頑張ってきたパワフルなお母さんである。

 

 

高校の頃は今より気が強い所があったようで、いきなり大蜘蛛ちゃんとちゃん付けして呼ばれたのにムッとしたり、ブルマ姿のお尻を見られていると分かればビンタしたりと、未来の夫に対しても容赦なかった。

大蜘蛛ちゃんフラッシュバック

著者名:植芝理一 引用元:大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック1巻

 

 

もちろん息子に恋されているなんて知る由もなく、ハプニングでブルマ姿を見せたり、風呂上りに短いバスタオル一枚で歩き回ったりして、息子をドキドキさせてしまっていた。

 

胸のサイズは、高校当時よりかなり大きくなっている

 

 

誰にも言えない悩み

自分の部屋で携帯をいじっていると、急に目の前にブルマを履いた女の子のお尻が飛び込んできた。

 

振り返った女の子は顔を赤くして怒っていて、問答無用でビンタのフルスイング。

 

体操服の胸の部分には、「大蜘蛛」と名前が書かれていた。

 

 

その瞬間に映像は途切れたけれど、あのお尻から自分が産まれてきたんだと思うと、何とも言えない妙な気持ちになった。

 

そのすぐ後で、母さんが部屋の襖をカラッと開けたけどもう動揺することもない。

 

 

なぜかって、父親が死んでから早何年、こんなフラッシュバックを何度も経験してきたし、その全てに母さんがいたのだから慣れたと言えば慣れていた。

 

 

 

漫画を描くので忙しい母に代わり、朝御飯を用意してから学校へ。

 

クラスメイトに日曜にカラオケに行こうと誘われたけれど、その日は母の原稿があがって休みが取れる日なので、映画に行こうと約束していたから、今時の高校生らしくなく母を優先する実。

 

もちろん、断る理由は適当にごまかした。

 

 

昨夜見たブルマお尻のフラッシュバックの場所は、この学校の文化部棟にある階段に間違いなかった。

 

父の治と母の綾も、同じ高校に通っていた卒業生だったのだ。

 

 

放課後に買い物してから帰り、部屋にいる母さんに声をかけると、なんと高校当時のブルマを履いてお尻の食い込みを直している真っ最中を目撃してしまった。

大蜘蛛ちゃんフラッシュバック

著者名:植芝理一 引用元:大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック1巻

 

 

それもこれも、青春漫画のリアルな描写に手を抜かないプロ意識がさせる行動だった。

 

 

 

日曜になり、化粧をしてスカートを履いてめかしこんだ母と映画館にお出かけ。

 

映画が始まるとまたフラッシュバックが起こり、懐かしい映画が見えたと思ったら、視界はずっと母の横顔ばかりを捉えていて、ろくに映画を観ていなかった。

 

それだけで、父がどれだけ母に夢中だったか分かった。

大蜘蛛ちゃんフラッシュバック

著者名:植芝理一 引用元:大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック1巻

 

 

 

リビングでは仲良くソファに座ってドラマを観る。

 

ふと再婚しないのか訊いてみると、「しないわよ、母さんが再婚しちゃったら嫌でしょ?」なんて疑うこともなく訊き返してきた。

 

それが、高校の時の母が父に言った言葉とそっくりで、思わず抱きついていた。

 

 

母にをしている息子。

大蜘蛛ちゃんフラッシュバック

著者名:植芝理一 引用元:大蜘蛛ちゃんフラッシュ・バック1巻

 

 

でも母さんは、女の子に飢えているのだと思っただけで、ある意味助かったのだった。

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