
ばくおん!!6巻ネタバレ感想
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ちんまいサイズの千雨が入部して、来夢先輩が滞りなく留年してバイク部は5人になった。
とにかく後は聖が免許を取って、千雨が足の短さをどうにか乗り越えて公道用免許を手に入れれば新生バイク部が完成するのだ。
教習所
バイク部員になったものの免許を持っていない千雨。
レーサーでは万年一位なので、もはや扱いは悪役にすらなりかけている無表情少女は、バイクバカな先輩たちの甘い言葉に乗せられて、免許一発試験を受けることにした。
速さには絶対の自信があったのだが、細かすぎる試験の罠を一つもクリアできず、走り出す前に一発試験は終了して受験料をドブに捨てた。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻
と言うことで、聖と同じタイミングで教習所に通い始めることになった。
ミニモトの勝者としてのプライドから、一発試験に落ちた事を隠していると、伝説的なGPライダーの娘であり天才ライダーともてはやされている彼女は特別待遇を受け、レース仕様のバイク以外は乗り方も良く分からないのに放置される。
ウインカーの出し方は分からないし、シミュレーターで人ごみを蹴散らすし、一本橋もスラロームも一切合財指導を受けられないまま、レーサーのイメージだけで判子を取得していった。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻
おかげで気づけば教習所の中では聖より下手になっていて、泣く泣く涙を流し恥を忍んで聖にご教授をお願いするのだった。
しかし、聖も密かに下手をすれば日常生活に支障を来たしかねない養成ギプスをつけて、特訓していたのだ。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻
こうして二人は、お互いの恥部を晒しあって絆を深めた。
そんなこんなで真っ当に教習を進めるようになった千雨だったが、羽音がまだバイクでこけたことがないと聞かされてショックを受ける。
するとその話をした翌日に、羽音は前後輪につけていたシート固定用布団バサミを外そうとした時に衝撃でスタンドが軽く収納されてしまい、乗らずして始めてバイクをこかしてしまった。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻
急いで恩紗の家に運んだのだが、今度はタンクを運ぶ途中で落としてしまい、ボコボコになる。
そこで再会したのが、教習所でお世話になったバイ太だったが、彼はパーツを取られまくってタンクだけになっていた。
そしてなんだかんだ再会を懐かしんで、繊細なバイクの気持ちを知ってからピンクに塗装し直し、バイ太と共に新しいバイクライフを始められた羽音だった。
その後、聖は順調に教習を進めて免許取得。
金に物を言わせたバイクが届く前日に、早川から誘って最後のサイドカーツーリングに出かけた。
するとなんと、横で運転していた早川がいつの間にかメイド服を着た若い美少女に変身していた。
何がどうなったのかどうかわからないが、それは間違いなく早川で、見た目だけ若かりし頃に戻ったらしい。
ともあれ正体を隠してバイク部に紹介すると、類稀なライディングテクニックを感じ取った来夢先輩と一触即発のムードを漂わせてから、心を通わせた。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻
そしてあっという間に凛の心をもうまく掴んで転がし、バイク部の中心になってしまった。
高額新品バイクを見せびらかしたかった聖はおもしろくなく、一人で初乗りに繰り出して公道を滑走し、休憩に自販機広場に立ち寄った時、スタンドを立てる癖がついていなくていきなり新品を倒してしまう。
その遥か彼方でした転倒音を察知した来夢先輩が駆け出したのを見て、若い早川も聖を思い出して後を追い、来夢先輩をぶっちぎって先に助けに行くため、サイドカーをパージした。
そして聖のところに着いた頃には、元のロートルに戻っていた。
バイクも人生もバックはない。
そんなライダー名言は、やはり渋い味が皺に刻み込まれている早川だからこそ似合った。
著者名:おりもとみまな 引用元:ばくおん!!6巻