なぞなぞじゃけん!

部室で先輩と二人きりになってしまった四ツ名。

 

いつものようにミステリ小説を読みふけっている先輩と同じように本に目を落としていたが、どうにも気まずくて仕方ない。

何か話題はないかと考え、ミステリのように頭を使う枠組みに入るなぞなぞを提案してみた。

 

 

何か問題を出してみて?と言われ、アプリを開いて第1問

 

りんごとスイカとパイナップルを積んだトラックが急カーブで何かを落としました。それは何?

先輩はもうびっくりした。

それだけの情報で、どうやって答えが導き出せるものだろうかと。

 

トラックの形状やその他色々のデータを寄越せと言い出す辺り、なぞなぞ未経験者のようだった。

 

取り合えず答えを欲しいと言われて答えた四ツ名。

それを聞いて衝撃を受ける先輩。

果たして、その答えとは・・・

 

 

とにもかくにも引くほど感動し、全てをミステリに結び付けて熱くなる先輩。

 

やたらテンションの上がった先輩に、これはくだらん問題なんですけどと前置きして第2問

 

10階建てのマンションのエレベーターが5階で止まりました。このエレベーターはこの後上へ行くか下へ行くかどちらでしょう?

 

またもや情報が少なすぎて困惑する先輩。

そして穏やかに答えを発表され、またしても驚愕し、感動し、全てをミステリに繋げ、すると今度は落ち込み出してから四ツ名を尊敬し始める。

著者名:安田剛助 引用元:じけんじゃけん!3巻

 

 

ついにラストの問題

 

すると先輩は、今までの問題でなぞなぞがどういうものかを理解し、叙述トリックが仕掛けられていると見抜き、見事正解を言い当てる事ができた。

著者名:安田剛助 引用元:じけんじゃけん!3巻

 

果たして、その問題とはどんなものだったのか・・・

 

 

かえじしきあんごうじゃけん!

換字式暗号

単語や文章を異なる言葉に置き換える暗号の一つ。

多くのミステリ小説で使われるお馴染みのそれは、時折男子高校生の猥談にも使用される。

 

 

戸入のクラスメイトの真麻と稲田。

文系クラスで女子が多いこの教室で、3人はアンドロイド=○フレンドという暗号を用いていた。

そして真麻は唐突に、白銀先輩ってアンドロイドなん?と訊いて、暗号の意味を忘れていた戸入に思い出させ、精神を揺さぶっていた。

著者名:安田剛助 引用元:じけんじゃけん!3巻

 

街で先輩が男と仲良さげにいるところの目撃情報があったのだが、それはおそらく妹の野薔薇だった。

 

一先ず戸入が先輩とザナドゥしてなくて安心する稲田。

スペシャル、エモーショナル・ザナドゥ=○=ザナドゥ

 

 

そして話題はフォーネームさんへ。

フォーネーム=四ツ名

 

四ツ名と戸入の関係にも興味津々の真麻だが、稲田と同じく幼馴染みなので、ドキドキすることがなきにしもあらずでも、恋愛感情はシャットアウトしている戸入。

そうと分かると、割と人気がある四ツ名で妄想を繰り広げる真麻。

著者名:安田剛助 引用元:じけんじゃけん!3巻

 

 

次は1年生のイギリスさん=アイリスや、祭りだ祭りだ豊年祭りぃ~さん=十角茉莉花(アイリスと親しくなり始めたツンデレさん)などの話題へ。

 

そこで真麻は、以前ミステリ研の部室に一年生女子が何人もいた事実を突きつけ、またいやらしい妄想を繰り広げる。

著者名:安田剛助 引用元:じけんじゃけん!3巻

 

 

そうして訳の分からない言葉でキャッキャ騒いでいる様子を、クラスの女子は仲がいいんだな程度に見ていた。

 

 

感想

じけんじゃけん!3巻でした。
面白度☆8 広島弁度☆9

巻末には四ツ名メインの広島弁堪能漫画がありますし、本編でも四ツ名の可愛い私服姿と女の子らしい一面が見れるエピソードがあります。

アイリスメインのほっこりエピソードもありますし、ちゃんとライトなミステリもしているので、ラブコメ、日常、ミステリ方面好きの人が満足できる可能性がある3巻でした。