ノイズ3話4話ネタバレ感想
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圭太の家に妻の加奈と娘の恵理奈が来ていたが、別居中の家に運ぶ荷物を取りに来ただけだった。
そしてタイミング悪く鈴木に見られ、ギラギラした目で標的にされようとしていた。
そして失踪事件を捜査していた畠山は、鈴木がいる猪狩町に向かっていた。
3話
圭太は鈴木に仕事の件を断ってすぐ、駐在所を訪れていた。
新任の守屋に小御坂睦雄の名を出すと、彼はすぐに名古屋の女子大生ストーカー殺人事件のことを思い出してスムーズに話に入る事ができた。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
その犯人が農園に仕事を求めにやってきたことを伝えると、守屋は法務省の出所情報をデータベースから調べるが、「コミサカムツオ」ではヒットしなかった。
そこで圭太は、方法は分からないが鈴木姓に変わっているらしいことも伝えた。
当時から顔つきが変わっていないことからも、別人ではありえないと念を押した。
その直後、守屋が持っている無線に連絡が入った。
報告内容は、鈴木睦雄が出頭要請無視で逃亡しているというものだった。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
守屋がすぐに「スズキムツオ」で検索し直すと、今度は間違いなくヒットした。
警察が出る幕のない事件が起こらないことだけが取り柄のような田舎に着任して二日目、早々に銃を遣わざるを得ない状況になりそうなことに、守屋は冷や汗を流し始めた。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
圭太も今の無線が鈴木の件だろうと察し、またこの町に鈴木が現れた時のためにすぐ連絡してもらえるよう名刺を渡した直後、純が駐在所に飛び込んできた。
そして、鈴木が納屋の裏手に潜んで加奈と恵理奈をずっと観察していることを告げられる。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
守屋は急を要する事態なのを理解し、すぐにパトカーを回して二人を乗り込ませた。
しかし、純が猟銃を持っていることに話を向けないわけにはいかなかった。
弾は入っていないと言うが違法なのは変わらない。
ただ、圭太にも非常時だから目を瞑って欲しいと頼まれ、引継ぎでもこの町でうまくやる心得を教えられたのを思い出し、黙認することにした。
その頃、猪狩町に向かっていた畠山は、14年前の女子大生ストーカー殺人事件のことを思い出していた。
その被害者になってしまった女性から相談を受けていた畠山は、親身に相談に乗り、規制法に則って小御坂に接触し、女性から被害相談を受けていることを伝え、数々の迷惑行為を止めるよう言って聞かせたが、公衆の面前だったこともあり、小御坂はわざと大きな声で騒ぎ出し、警察の横暴に遭っている被害者のフリをした。
それがネットで騒ぎになり、踏み入った捜査をしないよう上司に忠告された矢先、女性が殺害されてしまったのだった。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
そして女性の葬式の場で遺族になった両親の怒りを買う言葉を発してしまい、言われて当然の罵声を浴びせられてからすぐに土下座した。
もちろんそんなことで両親の怒りが治まることはなく、父親に灰皿で額を殴られ血を流した。
怒りで暴れる夫を妻が押さえてくれたが、彼女に浴びせられた言葉が一番自分の無能を責められているようで心に突き刺さった。
著者名:筒井哲也 引用元:グランドジャンプ2018年3号
その時にできた傷が疼くのを感じながら、畠山は鈴木に名を変えた殺人犯と対峙しようとしていた。
そして一足早く、圭太たちが納屋に到着していた。