進撃の巨人101話ネタバレ感想
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開催された世界宣言の場で、タイバー公は誰もが知らない事実を公開した。
その裏で再会していたエレンとライナー。
ライナーが洗脳されただけの少年だったことを知り、同情しながらもエレンは進撃の巨人になり、タイバー公を血祭りにあげた。
101話
舞台から吹き飛ばされたタイバー公は既に血を飛び散らせていた。
進撃の巨人は落ちてくる彼を口の中で受け止め、そのまま飲み込んだ。
観覧していた人々は逃げ惑い、誰もが悲鳴を上げて我先にと走り出していく。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
進撃は軍関係者が固まって座っている辺りに狙いをつけ、舞台からそのままジャンプしてボディプレスで彼らを押し潰した。
それでも人や瓦礫が飛び散ったが、舞台を吹き飛ばしたときの瓦礫がガビたちが座っていたすぐ傍にも飛んできていた。
コルトは気を失いかけていたガビとウドを立たせ、すぐにここを離れるよう声をかけた。
しかし、二人の目には瓦礫に上半身を押し潰されて、隣に座っていなければそれがゾフィアだと分からないものしか映らなかった。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
ウドはコルトの手を振りほどき、押し潰されたゾフィアに近づいた。
岩をどかすことしか頭になかった彼は、後ろから押し寄せる世界の要人たちに気づかない。
逃げることに必死だった要人たちはウドの後頭部に膝を叩きつけ、彼は瓦礫の角にしたたかに頭を打ち付けてしまった。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
彼はその場に倒れ、その上を数え切れないほどの人間が走り抜けていく。
コルトはガビを抱きかかえ、瓦礫を背にして人の波が過ぎ去るのを待つことしかできなかった。
進撃が破壊の限りを尽くす後ろで、戦鎚の巨人を継承していたタイバー公の妹が兄の死を悼みながら、巨人化しようとしていた。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
異変に気づいた進撃は、完全に巨人化させる前に右ストレートを顔面に叩き込んだ。
そのまま馬乗りになって、硬質化させた拳を何度も叩き込んでいく。
マガトは慌てふためく部下たちから数々の報告を受けながら、いい様に殴られ続ける戦鎚を見つめ、当てる気もない銃弾を一発撃った。
それでマーレの反撃の口火は切られたと落ち着いた口調で部下達に聞かせ、総員持ち場について戦闘の用意をしろと指示した。
その直後、殴られ続けていた戦鎚も反撃の狼煙を上げた。
突如地面から出現した槍の先のようなものに腹部を貫かれた進撃は、その槍の先にくっついたまま超大型巨人と変わらない程の高さまで上がった。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
そして、ぐちゃぐちゃになりながらも戦鎚は立ち上がる。
街中も逃げる人々で溢れていた。
コルトはウドを抱えてガビと共に逃げていたが、ウドの頭はぱっくり割れ、最早生きているとはとても思えなかった。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
ポルコとピークは穴の中で巨人同士が戦っているであろう地響きを聞いていた。
ピークは助けが来るはずだからと落ち着いていて、その予想通りさっき会ったばかりのパンツァー隊が助けにきた。
それは、事前に彼女がいざという時のために手を打っておいたおかげだった。
彼らは自分の手を掴んでもらおうと全員が手を差し出すが、彼女はどれも掴まずに状況報告を優先させた。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号
戦鎚の巨人が応戦していることを聞き、自分たちもすぐに戦列に加わろうと思ったその時、屋根の上を飛び越えてゆく何かの影をいくつも見た。
ポルコはそれが何か分からなかったが、パラディ島で実際にその脅威を目の当たりにしていたピークはその影が何かすぐに分かった。
著者名:諫山創 引用元:別冊少年マガジン2018年2号