はっぴぃヱンド2巻ネタバレ感想
はっぴぃエンド2巻の最新話、最新刊ネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。4話から7話を収録。
姉が教師をしている田舎に転校してきた相田茜。
毎日日誌を書くという先生であり姉からの言いつけを守り、新しい友達と毎日楽しく過ごしていたが、またすぐに引っ越さなければならなくなった。
だから、悲しみでその日は日誌を書く気分じゃなかった。
しかし、日誌を書かなかったことで想像だにしない惨劇の幕が上がるのだった。
4話
いづみにタイムリープしていることを打ち明けると、またあの時のように豹変し、襲いかかってきた。
ただ今回は、さやかが助けてくれた。
そしてあのアカズの家の中に招き入れられ、さやかは自分もこの一ヶ月を繰り返していると言った。
6月4日に姉の紗耶が運転する車でこの環ヶ原にやってきて、同級生と仲良くなり、来る7月11日に周囲の誰かに殺される。
するとまた6月4日に戻り、同じように毎日を繰り返して同じ日に殺される。
その繰り返しの中で、どこかのタイミングで以前の記憶を取り戻すことを茜は説明した。
さやかの場合は以前の記憶を思い出すというより、このアカズの家に残した大量の言葉を綴った資料に目を通すことで現状を理解すると言うのが正しかった。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
この一ヶ月で経験したことが記されている大量の資料の中には、蛙が蛇の尻尾から飲み込もうとしているような気味の悪い絵もあった。
さやかはあくまで資料を読むことで現状を理解するだけで、以前の記憶はない。
つまり、茜のようにタイムリープしていない可能性がある。
なぜ茜だけタイムリープしているのか、二人の日誌とアカズの家の中はなぜ時間が戻っても干渉を受けないのか、7月11日になぜ周囲の人間が豹変して茜を襲ってくるのか?
タイムリープを口外してはいけないというお約束の禁止事項が関係しているにしても、こうしてさやかと話しているし、さやかにも殺されたことがあった。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
さやかはその時の自分は、きっとアカズの家に辿り着けなかった時の私だろうと推察するしかなかった。
今日は29日でデッドラインまでまだ時間はある。
これからどうしたいと訊かれた茜は、助けを求めてきたいづみの顔を思い出し、彼女や皆を助けたいと答えた。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
一人で情報を収集し続け、数え切れない程この一ヶ月を繰り返してきたさやかも同じ気持ちだと言い、二人は手を繋いで学校に引き返した。
いづみが倒れていた場所にいづみはいなかった。
ただ、隠すつもりもないように引き摺った痕が残っていた。
翌朝、教室に着いてもまだいづみは登校していなかった。
ハルや弥生は昨日の茜の様子を心配してくれてから、あの後、先生に無理矢理出し物をやらされたことを愚痴り、茜は妹として申し訳なくなった。
そのタイミングでいづみの名前を一か八かで出した。
二人も豹変してしまう覚悟をしていたが、二人はいづみがどこの誰か知らないと言った。
直後に来た先生に出席簿を見せてもらっても、いづみの名前はなく、ここにいづみなんて名前の生徒はいないと言われ、茜がおかしくなったと笑い話にされる。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
放課後、茜とさやかはいづみの家を訪ねた。
しかし、家があった場所は更地になり、家の影も形もなかった。
考えられる可能性は、二人以外のこの町の人間が口裏を合わせているか、いづみの存在が元々なかったことになっているのかの二つだと思われた。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
今回のタイムリープで今までになかった行動を取り、それがいづみのいないパラレルワールドを作った可能性もあるが、確かめる方法はない。
ただ、明らかに引き摺った痕があるなら、第三者の誰かに隠された可能性を考えて捜索することにした。
茜がさやかの作ったこの町の地図を頼りにいづみの捜索をすることにし、さやかは豹変する謎を調べて皆を助ける方法を考える役割分担にした。
その頃ハルと弥生は、最近の茜の様子がおかしい原因を先生に訊かれていた。
もちろん心当たりのない二人は知らないと答えるが、先生は脅すような鋭い目つきで念を押してきた。
だが先生は最初から二人に役割を与えるつもりだった。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻
茜とさやかが普段何をしているかぴったり張りついて探る。
あの二人が危険なことをしているなら、友達として助けてやって欲しいと言われれば断りきれなかった。
具体的に何を調べるかは、二人が何を隠しているかだった。
著者名:有田イマリ 引用元:はっぴぃヱンド2巻