無能なナナ3巻ネタバレ感想
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確実に一人ずつ仕留めてきたナナだったが、キョウヤの疑いはどんどん色濃くなっていた。
それでも、今度はネクロマンサーのシンジをやってから、恋人のユウカに後を追わせようとした。
しかし、逆にユウカの罠にハマってしまう。
12話
ユウカがネクロマンサーで、既に死んでいるシンジを操っていた。
怪力の持ち主の死せるシンジに組み伏せられたナナは、身動きできない。
ユウカはシンジと映画館でデートした時の事を仔細に話し出し、悲しんだり恋する乙女の表情になったりと不安定な精神を垣間見せる。
操っているシンジに喋らせ、それに答えて楽しそうにしている姿は、まるで多重人格のような不気味さだった。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
シンジに毒針を取り上げさせ、今からナナがやろうとしていたことをクラスの前で説明してもらうと言い、ツネキチや今までいなくなった同級生を殺したの?と訊くユウカの質問に、ナナはそうだと白状したが、人殺しでも死者を弄んだりはしないと言い返した。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
ナナは自分の方がクラスに信頼されているし、恋人の死体を操ってまでいちゃついていたことを話せば、どちらの言葉を信用するかは明白だと脅し、二人の秘密を黙っておくのと、もう一つの条件で見逃して欲しいと持ちかけた。
そのもう一つとは、シンジが今ユウカに何を言っているかを教えるというものだった。
もちろんナナは読心術などない。
しかしユウカはナナが無能など思いもせず、恋人の気持ちというワードで心の中が恋する乙女でいっぱいになっていく。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
ナナは駄目押しでもう一言囁く。
それでユウカはシンジに拘束を解かせてしまった。
ナナは心を読んでいるフリをして「ナナを殺せって言ってます」と大胆不敵に煽り、一目散に逃げ出した。
もちろんそれは、自分の後を追わせるためだった。
13話
予想通りに追いかけてくると、ナナは山の中に逃げ込み、ユウカがツネキチのネックレスをベッドの下に隠していた意味と、もう一つの気になる点を確かめる事にした。
茂みに身を潜ませ、近づいてきたユウカに身に付けているネックレスについて話題をふると、ペラペラと操る相手の生前の持ち物を身に付ける必要があるのだと話した。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
そしてナナは自分が潜んでいる茂みの目の前に来た時に手を伸ばし、ネックレスを奪おうとした。
しかし、ギリギリでシンジに邪魔されたので、ユウカを押し倒してまた逃げた。
ナナは闇にまぎれてもう一度襲おうと思ったが、闇の中から別のゾンビ数人に襲われてしまう。
それはユウカがこの島で見つけて操っていた死者たちだった。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
いつの死体なのか能力者の生徒や教師もいて、死者の暗視の能力を使ってナナの位置がばっちり見えていたのだった。
ナナは不意をつくことを諦め、山の中を進んで寂れた山小屋に辿り着いた。
ドアノブについた内鍵は壊れていて、外側からだけ開け閉めできる古い鍵しか機能していなかった。
シンジの部屋がカーテンが閉じられ真っ暗に保たれていたことから、死者は陽の光の下では活動できない可能性が高いと考え、ユウカを出し抜く策を用意すると共に、ドアを補強して襲来に備えた。
しかし外でドアに釘を打っているタイミングで追いつかれ、小屋の中に逃げ込み、ドアの前にソファを動かして篭城を覚悟する。
ナナは中に誘い込むように煽るが、ユウカが操る死者はナナが来る前からベッドの下に潜んでいた。
著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ3巻
だが襲われると同時に朝陽が昇り、死者は動かなくなった。
するとユウカは逆に外の鍵を閉めてナナを閉じ込め、また夜に来ると言い残し、シンジを担いで帰っていった。
14話
14話はネクロマンサー編のクライマックスとラストが描かれる。
死者を自在に操るユウカの戦力に、無能のナナはその場で閃いた作戦でどう出し抜き、人類の敵である彼女を葬るのか?
閉じ込められてしまったナナ。
だがそれもある策で潜り抜け、ついにユウカの恐ろしい本性を暴きだすと共に使命を全うするのだったが、果たして・・・