パッチリ目を開いたデルフィニウムを確かに操縦できるのを確かめ、ストレリチアで覚えていた感覚と同じなのを思い出した。

問題なく起動に成功したのが分かったイチゴは彼に声をかけ、アルジェンティアに向かって動き出した。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

まさかヒロが成功するとは思わず、悔しがるゾロメ。

しかし動かしたことを認めないわけにはいかず、すぐに気持ちを切り替えて武器を手に迎え撃った。

 

アルジェンティアが横に薙いだ攻撃はあっさり躱れる。

ただそれは、デルフィニウムが動きを止めてその場にしゃがみ込んでしまったからだった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

一度は問題なく動いたのに急に止まる意味が分からず、イチゴは咄嗟に3分待ってとゾロメたちに頼んだ。

 

ただ急に止まったデルフィニウムを、ゼロツーは訳知り顔で眺めていた。

 

 

機体内ではヒロが必死に操縦桿を動かしていたが、うんともすんとも動かない。

イチゴは自分のせいかと訊くが、彼もまさか彼女のせいとは思っていなかった。

そして落ち着いて考えてみると、ゼロツーと乗った時には動かす前にキスをしたことを思い出した。

 

キスが何かイチゴは知らなかった。

それが口と口をくっつけるもので、それをした直後に目の前が光り出したと言われても、何かいやらしい感じがしたので嫉妬心が湧き上がってきた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ゼロツーによれば、キスは特別なことだという。

ならばと覚悟を決めたイチゴは彼に真っ直ぐ顔を向け、目を閉じてと言った。

 

震える身体を我慢して、彼の座席に膝を乗せ、真っ赤になった顔を近づけていく。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

彼が目を瞑らず震えているのを指摘してくるので手で目を隠し、初めてのキスをした。

 

5話

イチゴがヒロの目を塞いで強引にキスをした。

 

デルフィニウムが動かなくなってそろそろ3分経ち、アルジェンティアに乗るゾロメとミクは約束通りそれ以上待つことなく容赦なく止めを刺そうと立ち上がった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

その頃ヒロとイチゴは唇を離し、何か変化がないか様子を見ていた。

しかしヒロは何も感じないと答え、キスをしたイチゴを驚愕させていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

その直後、アルジェンティアに攻撃され吹き飛ばされた。