ゴブリンスレイヤー21話
ネタバレ感想

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地下水路を探索し、沼竜を利用してゴブリン船を沈め、打撃を与えることに成功したゴブリンスレイヤー一行。

女神官はしばしの休息に湯浴みに行き、そこで剣の乙女と一緒になり・・・

 

21話

再び地下に潜ったゴブスレ一行。

 

巡回のゴブリンたちは、やはりそれなりの装備をしている。

エルフは自分が仕留めようかとゴブスレのお伺いをたてるが、彼は珍しく巡回のゴブリンを始末せずに先に上流へ行こうと促した。

 

 

やがて何艘かの舟が泊められている港に辿り着いた。

そこから船を出し、地上に被害をもたらしているのは間違いなさそうだった。

彼はこの先に、この事件の禍の元がいるに違いないと確信した。

著者名:蝸牛くも 引用元:月刊ビッグガンガン2018年3号

 

 

さらに先に進んでいくと、今までのじめじめしたまさに地下水路といった空間から雰囲気が変わり、神殿の続きかと思われるような、凝った作りの内装に変化していた。

 

そこでエルフが、ここまでゴブリンを始末せずに見逃してきた理由を訊ねると、見逃したわけじゃなく頭を潰すのを優先させただけで、後で全滅させるつもりだと答えた。

著者名:蝸牛くも 引用元:月刊ビッグガンガン2018年3号

 

いよいよ最大の戦いが目前に迫ってきているのを感じ、女神官はこの先に何が待っているのか不安を見せ、すかさずエルフが恐ろしげに強大な敵がいるかもしれないと脅かし、僅かながらに緊張が弛緩した。

 

 

周囲の壁には松明が点されていた痕や、壁画があった。

 

人間、エルフ、多様な武器防具を装備した冒険者らしき人たちが描かれている壁画。

著者名:蝸牛くも 引用元:月刊ビッグガンガン2018年3号

 

ドワーフは懐かしむように、この辺りも激しい戦争をしていた時代があると零し、およそ四、五百年前の壁画ではないかと当たりをつけた。

 

 

周囲の様子を観察した女神官は、この先にあるのはかもしれないと思い、進む前に祈りを捧げた。

 

大きな扉には仕掛けも鍵もかかっておらず、彼が躊躇せずに蹴り開けた。

すかさず中に松明を投げ入れて照らし、臨戦態勢で中に踏み込んだ。

著者名:蝸牛くも 引用元:月刊ビッグガンガン2018年3号

 

すると奥に薄っすらと、誰かが鎖で繋がれているのが見えた

 

髪の長さから見て女の冒険者騎士のようで、女神官はすぐに傍に駆け寄り、回復の祈りを捧げ始めた。

直後、女騎士の頭から髪がズルリと落ち、完全に白骨化した中身が露わになった

著者名:蝸牛くも 引用元:月刊ビッグガンガン2018年3号