しかしその瞬間、ナオミと別れる時に言われた言葉が思い出され、このままじゃ以前と変わりない自分のままだと気づいた。

 

そしてやっぱり自分がゼロツーと乗るときっぱり断言し、ゼロツーと乗ったパートナーがどうなってしまったなのかミツルに打ち明けた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

老人のように髪が白くなり、血反吐を吐き、自力で動けないほどボロボロになってフランクスのコックピットから投げ出されていた。

ミツルがそうなるかどうかは未知数だが、少なくとも一度ゼロツーと乗った自分はそうはならなかったのだから俺ならやれると、自信たっぷりに言い切った。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

頼もしい彼の言葉にゼロツーは嬉しそうに笑みを零し、自分たちは相性が良いのだから大丈夫だと請け負い、ミツルにお呼びじゃないことを突きつけた。

しかしミツルは諦めず、大人の命令に従うなら正式な操縦者の自分が行くしかないんだと叫んだ。

 

 

 

司令部が諍いを起こしているうちに、ミクが目を覚まそうとしていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

パートナーが意識を取り戻したことにゾロメは喜び、いつもは言い争ってばかりの関係が嘘のように抱きつき、状況をまだ把握していない彼女を戸惑わせた。

しかし、叫竜の大群に追い詰められている恐ろしい音が聞こえてきた。

 

 

どうにか隔壁の向こうまで逃げた3機は、扉をしめて叫竜の侵入を押さえていた。

デルフィニウムとジェニスタが必至で扉を押さえていたが、このままではじきに破壊されるのは避けられそうにない。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

状況が分かったミクはすぐに再接続してアルジェンティアを起動させ、ゾロメが彼女の復活を2機に伝えて喜びを共有した。

すぐにアルジェンティアも戦力に加わり扉を押さえたが、最早3機に戻ったところで状況が好転するレベルではなかった。

 

その時、司令部からストレリチアが救援に向かうからそれまで持ち堪えろと指示が出た。

一瞬で空気が明るくなったが、イチゴだけはヒロがまたゼロツーとキスする可能性を思い、急激に動揺が走った。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

そのせいでデルフィニウムとの接続が不安定になり、ゴローはすぐに操作系の重さを感じてイチゴの動揺に気づいた。

 

イチゴに呼びかけるが、彼女は誰がストレリチアに乗っているかに意識を集中してしまっていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

感想

ダーリンインザフランキス8話9話でした。

漫画の一話だと、やっぱりアニメより刻み方が多くなりますね。その分引きが増えて楽しみが増えますが、今回に限っては同時期にアニメ放送があるので、展開が分かっているのが辛いところ。

ボーイミーツガールSFバトルなら、オリジナルもやりにくいでしょうし。

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