ヒメノスピア2巻ネタバレ感想
ヒメノスピアのの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
6話から10話を収録。
特殊な蜂に刺され、蜂本体を食べたことで同性に愛される能力を得た園藤姫乃。
虐待されていた母にも愛されるようになり、いじめっ子だったクラスメイトは手の平を返して友達になっていった。
しかし、その力を持っていることが警察に知られ、有無を言わさぬ強攻策で奪取されそうになってしまっていた。
6話
蜂の女王の力を姫乃が持っていることを突き止めた警察組織は、警視総監の指示で強攻策に出た。
学校を包囲した武装部隊は、姫乃の仲間になったかどうか確かめもせずに視界に入った女子高生を片っ端から撃ち殺していった。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻
少し針で攻撃されたくらいでは怯まず、女王の生け捕りだけを達成するためにテロリストのように虐殺を繰り返しながら校内に侵入していく。
妨害電波で外部との連絡を遮断された姫乃たち。
外に様子を見に行ったクラスメイトが撃ち殺される瞬間を目撃した姫乃は、自分だけ逃げろと言う仲間たちの申し出を受け入れる訳にはいかなかった。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻
少し前まで酷いいじめをしていたくせに急に擦り寄ってきて、挙句の果てに命を捨ててまで盾になろうとする変わり身の早さ。
そんなことをされても嬉しくなく、自分のせいで人が死ぬのを平気で見れるほど、心が強いはずもなかった。
すると、泣いて喚き立てる姫乃に、最初に仲間になった服部がキスで唇を塞いで黙らせた。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻
捕まれば死が待っているのは想像に難くない。
お尻から出る殺傷力を備えたスピアと、部活で鍛えた体力、数でも負けていない。
およそ頼れそうなのはスピアだけの理由で姫乃を説得する仲間たち。
しかし、生き残るための抵抗だと言われれば、偽りの仲間たちに賭けるしかなかった。
陸上部で足の速い女子が姫乃を連れて逃げ出した。
しかし、銃から逃れられるわけもなく陸上女子は撃ち殺された。
武装部隊はすぐに姫乃を確保するが、それは眼鏡をかけただけの別人だった。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻
そして、目の前の教室に兵士になった女子高生たちがスタンバイしていた。
偽の姫乃を餌に群がってきた武装部隊目がけ、窓ガラスを割りながらスピアを伸ばして攻撃していく。武装部隊も負けじと銃を乱射し、何の罪もない女子高生たちを肉塊に変えていく。
どう考えても訓練され武装までした大人の男たちに敵う道理などなかったが、兵士となった女子高生たちは本能に刷り込まれているかのように、連携と協力を持って武装部隊に立ち向かっていた。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻
姫乃は服部と共に、密かにダストシュートから校舎の外に脱出していた。
その辺りに包囲する人員は割かれておらず、難なく校外に出ることができた。
しかし、私服警官の一人が目敏く待機していて、銃を突きつけられた。
その時、姫乃を逃がすための迎えがギリギリで間に合い、容赦なく警官を撥ね飛ばしたのだった。
荒々しい運転で現れたSUV。
それに乗っていたのは、蜂を研究しているフジモト科学生物研究所の主任、原口理栄だった。
著者名:柳井伸彦 引用元:ヒメノスピア2巻