「テセウスの船」ネタバレ最新3巻結末。ロリコンが少女にナニして道連れに・・・
著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

テセウスの船3巻ネタバレ感想

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文吾に未来から来たことを打ち明け、残酷な未来から逃れるために、共に行動し始める。

小学校の臨時教諭の仕事も始まり、順調に地盤を固められもしたが、ある事件から子供たちの反感を買ってしまい、さらに、誰が描いたか分からない不気味な絵を見つける。

 

テセウスの船3巻

泣いている子供と黒く塗り潰されている子供が並んでいる、不気味な絵。

 

ウサギ殺しと絵を描いたのが同一人物かも知れない可能性もあった。

 

 

 

翌日、心はパラコートを盗んだのが子供たちに知られていて、「人殺し」だと言われてしまう。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

 

田中家に様子を見に行く前に、心は明音と喧嘩し、塞ぎ込んでいる鈴を励まし、仲直りするよう促すと、その言葉はしっかりと届いた。

 

しかし、この時既に、取り返しのつかない結末がすぐそこまで迫っていた。

 

 

 

心と文吾が田中の家に待機していると、母の和子から鈴が遊びに行ってまだ帰ってきていないと、怒りの連絡がきた。

 

その直後、三島夫妻が慌てた様子で田中家に駆け込んで来た。

 

外は吹雪いて既に陽は落ちているというのに、鈴と出かけたきり明音がまだ帰ってこないのだという。

 

記録では、明音が行方不明になるのは来月だった。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

その時心は、あの不気味な絵が、鈴と明音を描いたものなんじゃないかと頭をよぎった。

 

 

一先ず三島夫妻には心当たりに連絡をしてもらい、心と文吾で捜索を開始した。

 

その頃明音は、何者かによってどこかの小屋に監禁されて泣いていた。

 

 

明音を監禁した何者かは、お稲荷様が怒っているから仕方なくやっているんだと彼女に嘯き、何でもするなら出してあげると悪魔の囁きをする。

 

明音が家に帰りたい一心で何でもすると答えると、何者かは小屋の扉を開けて魔の手を伸ばした。

 

 

新聞配達員の長谷川は少女に乱暴し、欲望を発散するのはおろか写真まで撮り、約束を守らずに小屋の中に閉じ込め続けた。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

 

長谷川がどこかに消えてからしばらくして、明音は「助けに来た」という誰かの声を聞いた。

 

 

 

猛吹雪により消防隊はすぐに動けず、村の人間だけでの捜索が始まる。

 

そこで心は、吹雪の中を一人で歩いている長谷川を見かけ、声をかけた。

 

明音を探していたと答える長谷川は、小さな頃からおしめを替え、風呂に入れ、面倒を見てきたのだと話し始める

そのときの様子は、明らかに尋常ではなかった。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

 

 

鈴は一人で歩いているところを発見されたが、どこで何をしていたのか、明音がどこに行ったのかも知らないと答えた直後、熱で倒れ、話を聞ける状態ではなくなってしまう。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

 

日付が変わり、心は一先ず田中の様子を見に行った。

 

そこで田中の息子から、さつき先生も訪れたと教えられたついでに、あの不気味な絵を誰が描いたか知らないか訊くと、誰かは分からないが、少女の絵の上に描いてある飛行機のようなものに見覚えがあるようだった。

 

 

そして家に帰った長谷川は、婚約者の佐々木紀子から明音が行方不明なのを聞かされると、意味深なことを答えて部屋に閉じこもり、撮ったばかりの写真を眺めた。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻

 

 

 

心は駐在所に戻り、飛行機のようなものに見覚えがないか文吾に訊ねたが、彼に心当たりはなかった。

 

そして心は、未来では明音は行方不明のまま見つかっていないことを打ち明けた。

 

 

翌日も吹雪は治まらず、学校は臨時休校になった。

 

鈴から話を聞こうと文吾は頑張ったが「知らない」の一点張りだった。しかし、心が明音に謝りに行ったんじゃないのかと訊くと、公園で少し話してすぐに別れたと答えた。

 

 

 

捜索隊は未だ動けず、鈴が心を閉ざしているのにも苛立ちを募らせた文吾は、学校での鈴の様子を心に訊ねた。

 

そこで心は、自分がパラコートを盗んだことで疑われ、鈴を傷つけてしまったのを打ち明け、過去に干渉したことで未来が変化している可能性も話した。

 

すると文吾は、ノートを見せてくれと頼んで来た。

 

行動を決める際に心がノートを見ていたのに気づいていた文吾は、そこに未来のことが書かれているのだと予想していた。

しかし、文吾が無差別大量殺人犯として捕まり、死刑が確定した記事も載っているため、見せられるわけがなく、拒否した。

 

すると文吾は、心の鞄を漁って勝手にノートを見ようとした。

著者名:東元俊哉 引用元:テセウスの船3巻