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東京核撃1巻6話7話
ネタバレ感想

東京核撃の漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

夫と子供二人と仲良く平穏に暮らしていた佐原祐希。

いつもと変わらず子供たちを保育園に送り届け、それぞれの職場へ別れて仕事を始める。

そして、青天の霹靂の出来事が東京に住む人々に襲い掛かったのだった。

 

6話

春日駅は何事もなかったように通常運行していた。

 

 

祐希は西高島平駅に向かう下り電車に乗り込んだ。

 

他人に無関心ないつもの東京の車内に見える気がしたが、よく見ると、やはりほとんどの人の服がボロボロになっていたり汚れている

 

腕に酷い怪我をして夥しい血を流している女性もいる。

 

そして、誰も彼もの表情が暗く沈み、泣いている人も少なくなかった。

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

 

全焼半径に居た人たちは、何が起こったのか分からないまま消し炭になったのかも知れない。

 

炎に燃え盛る人は、無意識に地下鉄を目指そうともがいたのかも知れない。

 

そんな地獄絵図を想像してしまうと、また目の前に眞人の幻影が見えた。

 

 

今度は何も喋らず、目の前に立って吊り革を掴んで笑顔で見下ろしている。

 

祐希はまた見て見ぬフリをしてここまで来たことを悔やみ、彼が苦しまずに逝けたのかが気がかりで、自分が作り出した幻に訊ねた。

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

 

疲れから僅かな間うたた寝をしていた祐希。

 

実はここで、彼女は致命的なミスを犯してしまっていたが、それに気づくことは無かった。

 

 

 

高島平に着いたアナウンスで目を覚ました祐希は飛び起き、急いで階段を駆け上がって外の様子を確かめに地上に出た。

 

駅前の建物にほとんど被害は無く、自転車などが倒れている程度だった

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

 

しかし、左の道の先にあのキノコ雲が見え、その通りの建物は激しく崩壊しているものもあった。

 

 

とにかく保育園が入っているビルの前に行き、そこは何事もないのを見て安心できたのも束の間、ここに来て被爆の可能性を考えて寒気がした。

 

最初にいたのは脱出半径。

その後、バイクで外を走った時間はおよそ1分半。

地下鉄に入る前にライダースーツは脱ぎ捨て、高島平まではずっと地下で爆心から離れ続けた。

 

体調に変化も無く、髪が抜けることもないのを確認してからビルの階段を駆け上がり、保育園の扉を開けると、中は平和そのもので、無事でいてくれた宗太とゆいがいた。

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

 

ただ、ゆいはまだしも、宗太まで何が起こったのか分かっていない様子だった。

 

しかし、ビルを出ると宗太は腰にしがみつき、爆発音を聞いてキノコ雲を見たのだと打ち明けた。

 

それが両親の会社がある方向だとも分かっていたが、まだ迎えが来ていない友達に配慮して、園にいる間ははしゃがず気を張り続けていたのだ。

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

 

宗太はまだ、たった5歳だった。

 

 

息子が大人顔負けの気丈さを持っていると知れた直後、近くのスピーカーから防災アラートが鳴り響き始めた。

 

そして無防備に歩いていたこの辺りが、黒い雨が降ってくる可能性が高い地域だと知った。

著者名:細野史羽 引用元:グランドジャンプ2018年14号

 

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