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ライダースーツの女は身軽な動きでゾンビを圧倒し、そうこうしているうちに騒ぎを聞きつけた近所の住民が集まりだし、ゾンビは逃げていった。

 

 

女は後を追おうとするが、翔は引き止めた。

 

なぜなら女の動きは見飽きるほど見てきた、陽子のそれだったからだ。

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

 

 

陽子がゾンビに喰われたのは、去年の道場の帰り、通り魔連中にナイフで殺害されて殺された時だった

 

しかしゾンビは喰った人間の記憶や感情もそのままコピーすることから、ゾンビは陽子になって以来誰も喰わず、翔と千奈美との関係を大切に守って来たのだった。

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

 

だから、3人の関係を壊した同族のゾンビは自分が喰うと約束した。

 

 

 

翌日、小野、九条、村田を鬼堂の家に集め、ゾンビが自殺のためにクラスメイトを喰っていること、陽子の正体と協力してくれるつもりでいることを伝えたが、村田や小野は流石にそう簡単に信用しなかった。

 

そこで陽子は、なぜ自分たちがゾンビになったのかを話した。

 

 

600年前に、飢餓に喘いでいた村。

 

老人の口減らしや子供を売る程度じゃどうにもならず、ついに死体を食べ、それが生きている人にまで及び、喰うか喰われるかの恐怖の日々が続いていたある日、どこからかやって来た高僧に「空腹で永遠に生き続ける呪い」をかけられたのだという。

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

 

人間を食うことでしか、空腹を紛らわせられない最悪の呪いだった。

 

 

呪いを解くには、同じ呪いがかかったゾンビを食うしか方法はないが、姿を変えられることから当時の顔をしているゾンビなどもうどこにもいなかった。

 

 

その話を、鬼堂の姉に入れてもらっていた刑事も密かに聞いていた。

 

昨夜の駐車場に残された犯人の血液から、何百人分ものDNAが検出され、警察もゾンビの存在を信じないわけにはいかなくなっていた。

 

 

その矢先、江川を装ったゾンビがグループを扇動して今度は佐山をゾンビに仕立て上げた

 

鬼堂はゾンビを倒すための準備を、小野は千奈美が変に動かないよう様子を見に、翔たちは佐山の吊し上げを阻止すべく学校に向かった。

 

 

 

佐山は自分たちでろくに考えないクラスメイトに追い立てられ、リンチされていた。

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

 

江川になったゾンビが止めを刺そうとしたその時、ギリギリで翔たちが間に合ったが、その瞬間、ゾンビは正体を現してリンチをした男子数人を一瞬で始末し、ついでのように佐山も殺した。

 

 

用意した作戦を成功させるために翔は他の奴らを逃がし、時間稼ぎしようとするが、ゾンビは事前におもしろくなるよう人質を取っていた。

 

気絶させられて拘束されている小野と千奈美を見つけて殺せば食糧にならずに済む

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

 

クラスメイトよりも先に二人を見つけ出せるか、もしくは思い留まらせられるかのゲームだった。

 

 

それぞれが学校の中に散っていき、ゾンビも動き出した。

 

教職員は既に全員が殺害され、逃げ惑う女子たちから一人ずつゾンビに見つかり食糧にされていく。

 

 

混乱した脇は武器を持って村田を先に始末しようとするが、プロボクサーの彼に勝てるわけも無く殴り返され、泣き言を漏らし始めた。

 

そこに、若い方の刑事が現れた。

しかし、彼もゾンビが擬態した姿だった。

著者名:栗山廉士 引用元:喰猟教室3巻

 

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