「ゴブリンスレイヤーブランニューデイ」ネタバレ2話3話1巻。テーブルに胸が乗る巨乳ケモ耳女給の願い!

ゴブリンスレイヤーブランニューデイ
2話3話ネタバレ感想

ゴブリンスレイヤーブランニューデイの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

新米戦士と見習い聖女の下水道ねずみ退治を描いた第1話。

最終的に巨大ゴキブリを倒して経験値を得た二人は、絆を深めて遠い未来を見据えて歩き出す。

そして今回は、ゴブリンの恐ろしさを知らないある少年の物語・・・

 

2話

穏やかで爽やかな朝。

 

とある辺境の村に住む少年は、姉の声で目を覚ました。

 

口やかましくも美人な姉は、放っておいたらいつまでも寝ていそうなだらしない弟に小言を漏らす。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

叱る時は大抵、いつも一緒に遊んでいるあの子と比べていた姉。

 

それが気に入らない彼はむくれて反発しようとするが、姉の言うことに逆らったりはしなかった。

 

 

知識神の寺院で勉強してきた姉は、いつしか教える立場に変わり、両親亡き今、弟を育てている一家の大黒柱になっていた。

 

だから彼はめんどくさくても、言われれば食事の前のお祈りを疎かにすることはなかった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

ただ、姉のように頭を使って生計を立てるより、モンスターを倒す冒険者に憧れていた

 

 

 

朝ごはんを食べ終わった後は、午後に寺院の行くまでの間、外で冒険者ごっこをすることにした。

 

東の森に近づいてはいけないと常日頃から姉に言われているので守りながら、木で作った剣を握り締め、木をモンスターに見立てて見様見真似で剣術の稽古に勤しむ。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

そんなごっこ遊びで剣を振り回していると、知り合いの農夫にも注意されてしまった。

 

それも素直に聞けるところが彼の素直でいいところだったが、よく一緒に遊ぶあの子の話になると妙に競争意識が芽生えるのはまだまだ幼い証拠だった。

 

 

まだ彼も行ったことのない街に出かけているあの子。

 

それが生意気で可愛い服を着ても似合わないと零すと、農夫は芽生えつつある少年とあの子の男女の関係にニヤニヤと笑みを見せた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

姉の言いつけで寺院に通っている彼に、農夫は腰の薬をもらってきてくれるよう頼み、東の森に行ってはいけない理由を教えてくれた。

 

東の森には、ゴブリンが出るからだった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

 

村の男たちは、ゴブリンが出るようになった問題を話し合っていた。

 

たまに単独で村の中で悪さをしようとしているなら、自分たちだけで十分に追い払えていたが、いつの間にか巣を作っているらしいことが分かり、急遽ギルドに依頼して冒険者を派遣してもらうことになった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

ただ、冒険者には悪い噂もあった。

 

村娘が手篭めにされて誑かされるなんて噂はよく聞くもので、外部の人間を呼ぶことに抵抗感がある男もいたが、ゴブリンの群れに襲われて助かったのは、冒険者に来てもらった村だけだとも聞き及んでいた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

自分たちだけに巣に乗り込み、全滅させるなど考えるだけで恐ろしい。

冒険者の悪い噂。

 

天秤にかけると、やはり冒険者に任せるしかないのが結論だった。

 

 

 

そうして王様が作ったギルドお墨付きの冒険者の実力に村の男たちが期待をしていた頃、少年は行ってはいけないと言われている東の森に分け入っていた。

 

ゴブリンを見たい好奇心と、あの子にゴブリンを見たと自慢してやりたい虚栄心で言いつけを破ってしまっていたのだ

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

それに、ゴブリンはモンスターの中でも最弱で、普通の大人でも十分に追い払えるのは知っている。

 

あわよくば退治できるかも知れないと淡い期待を抱き、あの子に自慢したいがために未開の森へ踏み込んだ。

 

 

するとさっそく、野生動物でも人間でもないゴブリンらしき足跡を見つけた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

急に木々の葉擦れの音が不気味に聞こえてくるが、木の剣を握り締め気合を入れて恐怖心をごまかそうとする。

 

少し待ってみても何も現れないので、これ幸いと思い、冷や汗を垂らしながら村に戻ろうと踵を返した。

 

その瞬間、筋骨隆々な恐ろしいゴブリンが目の前にいて、武器を持った手を振り上げていた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年7号

 

 

彼はゴブリンを見たワクワクや感動など感じる暇もなく、反射的に剣でぶっ叩いた。