「金魚妻4」ネタバレ無料。孕んでお腹が大きい妻と性的サービス付家事代行で稼ぐ母

金魚妻4ネタバレ感想

金魚妻の漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

息子の担任を車で撥ねてしまい、夫婦仲が険悪だったこともあって、病室で逢瀬を重ねていた見舞妻。

夫のDVから逃れ、金魚屋の店主に助けられて愛を感じ、順調に新しい命を宿したさくら。

同じくバツイチだった店主の娘とも良好な関係を築くことができ、今度は自分の家族を築く番だった。

 

 

金魚妻4

風水では黒い金魚は飼い主の不幸を吸い取ってくれるのだそうな。

 

お客さんからそんなことを聞いたさくらは、店主にも教えてあげた。

 

色や数にこだわって飼うお客が多く、水の汚れや水槽をピカピカに保つのは、金魚屋として常に心がけている店主は今日もその作業に取り組んでいた。

 

さくらはお腹が大きくて手伝えないことを詫びながらも、表情は明るかった

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

 

時刻は陽が落ちてしまった19時過ぎ。

 

この時間になるといつも、さくらの元夫が乗っているバスが店の前を通った

 

店主は毎日その時間を気にしていて、さくらが見られないよう、さくらに外を見せないよう盾になった。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

離婚して1年になるが、元夫には金魚屋に嫁いだことは言っていなかった。

 

しかし最近、元夫から時々メールが届くことがあり、店主も不安を感じていた。

 

 

そしてバスが通り過ぎると、シスコンのさくらの兄が夕食を携えハイテンションで店にやって来た。

 

明るく店に入ってから気にするのは、あのDV男が訪れていないか。

 

兄たちも元夫がタイミングを見計らって連絡を取ろうとしていることに、怒りと不安を感じていたのだった。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

ちょっとした癒しを与えてくれる相手ならホイホイついていってしまう自分の性分は、病弱だった兄ばかり両親に構われて愛に飢えていたからだと思っていた。

 

しかし今の兄を見れば、そんな風に考えなくなっていた。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

 

まだ仕事が残っている兄は食事だけ届け、さくらの様子を確かめると早々に店を出た。

 

すると入れ替わるように飛び込んできたのが、店主の娘の蘭だった。

 

蘭もさくらを心配していて、息せき切って走ってきたようだ。

 

 

持ち前の若さですぐに息を整え、夕食に誘われるとすぐに祖母に電話をかけ、一方的に父の家でご飯を食べると告げて切った。

 

祖母か母か、すぐに折り返しの電話がかかってくるが無視して電源を切る蘭。

 

そんなサッパリしているところに、さくらは好感を持っていた。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

夕食を食べてゆっくりしているところに、今度は常連客の井村が顔を出しに来たが、娘から引き取ったらしい犬を一緒に連れていて、しかも吠えまくるちゃんと躾がされていないタイプだった。

 

そこでも場を明るくするのが、トリマーを目指している蘭だった。

 

 

井村にまず犬のマズルを掴むよう指示を出す。

 

口を開けられない状態にしてから、何かいけないことをしたら目を見ていけないことなのだと教え込む。

誰彼構わず飛びつくようだったら、その人は背中を見せて離れる。

犬の習性を利用して行動を制限し、そうされる時はいけないことをしている時なのだと覚えさせ、それでも殴るのはご法度で、マズルを掴む時も下から怯えさせないようにするのが鉄則。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

そして、褒める時はより重要に大袈裟に。

 

犬は犬で人間扱いしないことも重要だが、優先すべきはしっかり散歩させること。

 

一通り犬の躾け方を伝えた蘭は犬のギネスと井村を連れ、騒がしく店を飛び出していった。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

 

犬の飼い方の重要ポイント聞いたさくらは、元夫のことを思い出した。

 

元夫はおそらく、自分を犬のように従順に懐くペットのような存在でいて欲しかったのではないか?

 

人間に当てはめるには相応しくない愛し方しかできなかったのではないかと思った。

著者名:黒澤R 引用元:グランドジャンププレミアム2018年7号

 

 

例え誰かの夫になるのに未熟な人間だったとしても、それは暴力を振るっていい理由にはならず、そんな愛し方をまだ許せていなかった