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キルコが光線銃で動きを鈍らせてから、マルが近づいて止めを刺すことになった。

 

 

うまく光線を当ててダメージを与え、あと一発で十分というところで女将がキルコを庇うように飛び掛ってきた

 

しかしそれは、息子である怪物を守るためだった

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

息子があの怪物に食われた後、乱暴しようとしてきた客から助けてくれたこともあるのだという。

 

 

女将に害がないなら、危険を冒して退治することもない。

 

そう二人が思った直後、女将は怪物を安心させるために近づいて話しかけ、頭と体を切り刻まれて吸収されてしまった

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

二人はやるせない悲しみを乗り越え、マルが不思議な力で怪物に止めを刺した。

 

 

どうして今まで女将が生かされていたのか?

 

それは深く考えないようにした。

 

 

 

サバイバル生活が続き、キルコも細かいことにこだわらなくなってきた頃、街を押し流してできた大きな川を渡らなければならなくなった。

 

数日かけて作った不安定な筏に乗り込み、ワニや鮫がいないことを祈りながら全力で漕ぎ、無事に対岸に着いた。

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

しかし、筏はもろくも崩れ去った。

 

 

 

川を当たったそう遠くない先に、盗賊が話した農園があった

 

マルが探していた天国かも知れない場所に着き、彼は自分と同じ顔の奴にある「薬」を打つよう指示されているのだと打ち明けた。

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

天国に行き、同じ顔の奴に薬を打てば多くの人が助かる。

 

ミクラからそれしか聞いていないマル。

 

彼女の最期を看取ったキルコも、銃を渡されながらマルを天国に連れて行ってとしか聞かされていなかった。

 

 

 

草壁農園と名乗っているここら一帯の住人たちは二人を快く迎え入れ、取り仕切っている草壁夫婦のところに案内してくれた。

 

草壁一家が開拓し始めた当初、トマト栽培から始めたからトマト天国と噂されているだけのようで、今は色んな作物を作っているらしかった。

 

みな穏やかそうで、自給自足の暮らしを満喫しているようだが、彼らは大麻を吸って辛いことを忘れているだけのようでもあった。

 

 

マルとそっくりな誰かがいなさそうだと分かった代わりに、キルコを電力車レーサーの竹早桐子と呼ぶおっさんが現れた。

 

キルコは否定するが、見比べた写真は確かにそっくりだった。

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

空気の読めないことを自負するおっさんは、レースの表舞台からいなくなった原因の痛ましい事故を躊躇いなくほじくり返し、マルまで怒らせて空気を悪くする。

 

しかしその後、天国探しに有力な情報を見つけ、連絡船で東京に戻ることにした。

 

 

 

東京へ戻る船内で、マルは天国探しを諦め、キルコと畑でもしながら一緒に暮らしたいと頼み、勢いで告白した。

 

真っ赤になって戸惑うキルコを見つめていると15歳の性衝動がほとばしり、勢いに任せて一発キスをぶちかまそうとしたが、嫌がられると止める理性は残していた。

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

本気の告白をされたキルコも、好きになってくれたお礼を言ってから自分が何者であるかを打ち明けた。

 

 

身体は女だが頭の中は男

だから、だと。

著者名:石黒正数 引用元:天国大魔境1巻

 

 

感想

天国大魔境1巻でした。
面白度☆8 石黒度☆8

そこかしこに伏線がありそうですが、それがどれなのかは実際に読んで確かめるのが一番楽しめるでしょう。

天国らしき施設内と崩壊した世界の時間軸が一緒なのか、マルとトキオの関係、ミミヒメの予知能力、なぜ子供たちは閉ざされた世界にいるのか、それぞれの得意分野に意味はあるのか・・・

そして、キルコの答えにマルは納得できるのか!?

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