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ただ離婚してないだけ
13話14話15話ネタバレ感想

ただ離婚してないだけの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

良かれと思ってしたことが裏目に出、萌の彼氏の佐藤に接触した正隆は殺しがバレそうになり、思わず階段から突き落とした。

佐藤は死ななかったものの、雪映が入院している間に部屋に監禁しなければならなくなった。

そして退院した彼女にも知られ、佐藤を始末しろと迫られる・・・

 

13話

愛しているから離婚する気はない。

 

そんなおためごかしは瞬時に見抜かれ、一緒に人を殺したから離婚できないのだと言い返された。

 

正隆はそれに何も言えなかった。

 

沈黙は、その通りだと認めたようなものだった。

 

 

 

赤の他人の糞を見た後に出た夕食のカレーを食べ終え、また雪映の詰問が始まった。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

ちゃんとしてと言うのが、殺意を持って殺す以外の意味がないと分かっていた。

 

だから、言われたからといって覚悟できるようなものではなく、もう少し待って欲しい旨を伝えることしかできなかった。

 

 

雪映は呆れ返りながらも仕方ないと受け入れ、悪い結果しか生まない夫の行動を制限するため、約束事を言い渡し始めた。

 

それは社会人なら誰でも知っている、報告、連絡、相談をちゃんとするというだけだった。

 

しかしそれを怠った結果、待っているのは殺人の発覚で二人の人生の終わりだった。

 

いや、このまま順調に育てば何の罪もないまだ見ぬ我が子の人生も狂わせることになる

 

そこまで頭が回っているようには見えない正隆は返事が遅れ、促され、また妻の機嫌を損ねた。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

 

洗い物に立った雪映の背中に向け、正隆は謝り、いつかはちゃんとすると宣言した。

 

しかし雪映はそれに答えず、この後は買い物に行くと通常の日常のように予定を伝えた。

 

そして、あの部屋が臭くなっているとも伝えた。

 

それに返事をせずボケッとしたままの夫にまた呆れ、何をすべきか冷静に指示を出した。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

 

正隆は今、汚物だらけの監禁部屋のドアを開け、気分が悪くなる糞溜めの臭いで眉間に皺を寄せていた。

 

ちゃんとするとは言ったが、正当防衛的に萌を殺したのとは違い、佐藤は保身のための殺しになる。

 

それが避けられないことだとは嫌でも分かったが、自分と同じように糞を捻り出す人間を自分たちのために殺すと言うのは、恐ろしさの次元が違っていた。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

そんなことより今は、洗面器ではなくわざわざ床に撒き散らされた糞の処理に嫌気が差し始めていた。

 

その時、佐藤のジャケットから携帯が震える音が聞こえてきた。

 

そしてまた正隆は、自分が初歩的なミスをしたことに気づいた。

 

 

電話の不在通知とラインのメッセージ履歴で画面が埋め尽くされている。

 

電源を切っていいものかどうか判断できず、そもそも萌が働いていたガールズバーのオーナーである佐藤と従業員の萌が同時期に消息を絶ったと分かれば、さすがに誰かが警察に通報している可能性を考えなくてはならない。

 

知り合ったほのかに訊くにしても不自然さはどうにもできないし、雪映への相談が先だと正隆は忘れなかった。

 

更にポケットから、車のキーまで見つけてしまった。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

今更ながらに、佐藤が深夜に家に押しかけてきたことを思い出した。

 

普通に考えれば自分の車で来ただろうし、もし路駐でもしてレッカーされていれば、もう警察に所有者が誰かバレている

 

 

正隆は佐藤から話を聞くため、三日ぶりに袋を外し、今にも死にそうに苦しんでいるのを見た。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

 

佐藤は単純に、息苦しさと衰弱で弱っているだけだった。

 

正隆はこのまま死んでしまうのを恐れ、急いでハサミと水を取りにいき、ぐるぐる巻きにしたテープを切り、勢いよく水を飲ませた。

 

佐藤はむせ返りながらも気力を取り戻したようで、大きく息を吐いて正隆を睨みつけた。

 

すると正隆は部屋から逃げ出してドアを閉め、また今更ながらなけなしの申し訳ない気持ちを叫んだ

 

 

一階に戻り、買い物途中の雪映に電話し、佐藤がぐったりしていることを伝え、やはり殺すのは無理そうだと報告した。

 

しかし雪映は甘えを許さず、あっさりと切った。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

 

雪映は大量に買い込んで帰ってきた。

 

大人用オムツを始め、掃除道具、拘束道具、人体や法医学の本など、佐藤を消すために必要なものが冷静に選択されていた。

 

 

雪映は後々のこともしっかり考えていた。

 

殺すだけでは何も解決せず、自分たちが捕まらないためには殺人が立証できないようにするしかなく、殺すまで、佐藤には最低限の世話をちゃんとする必要があることも分かっていた。

 

それも全く考えが及んでいなかった正隆は何も言えず、穏やかな顔の妻が逆に怖かった。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

そして三日も経ってから車のキーを見つけたことを伝え、自分が恐れたのと同じことを声を荒げられて詰られ、自分の落ち度でしかないから何も言い返せなかった。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

彼は車のことをまだ訊いていない理由に、都合の悪くなることを佐藤が話すはずがないからと言い訳した。

 

しかし雪映は否定し、玄関から傘を一本取ってズンズン階段を上がって監禁部屋に入った。

 

 

そして佐藤が怒鳴りつけてくるのを無視し、無言で足に傘の持ち手を振り下ろした

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

叩きながら車をどこに停めたのか訊き、喋ろうとしないと言うまで続けると脅す。

 

すると佐藤は諦め、どこに停め、どんな車種なのかも白状した。

 

 

拷問を冷静にやって見せた雪映は振り返り、不甲斐ない夫に分かったか訊ねた。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

 

これは人ではなく、モノ

そう思えば、何も躊躇しないで済む。

 

 

そんな考え方も伝えた雪映は再度分かったか訊ね、また夫が何も言わずにあっけに取られているから返事を促した。

 

正隆は、はいと言うしかできなかった。

著者名:本田優貴 引用元:ヤングアニマル2018年14号

 

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