「ゴブリンスレイヤーブランニューデイ」ネタバレ最新4話1巻。連続レイプされている巨乳槍使いを助け出せ!

ゴブリンスレイヤーブランニューデイ
4話ネタバレ感想

ゴブリンスレイヤーブランニューデイの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

好奇心旺盛な少年と堅実な生き方で弟を育てている姉。

ゴブリンスレイヤーに何とか自慢の料理を食べさせたいと願う給仕と、彼女に仄かな思いを寄せる新人鍛冶師の青年。

そして今回は、ゴブリンに捕まってしまった女槍使いとあるゴブリンのお話。

 

4話

薄暗く湿気た洞窟の奥底。

 

 

自由気ままに欲望のままに生きていると思われているゴブリンだったが、番兵を押し付けられているそのゴブリンにとって、持ち場にいることは苦痛でしかなかった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

息苦しくすえた臭いが立ち込めているのはいつものことだが、運良く捕まえることができた女冒険者でおいしい思いにありつけるのが、いつもいつも最後だったからだ。

 

そして今日も、そっと扉の隙間を覗いて見れば、捕まえたばかりの女槍使いが仲間に襲われ、泣きじゃくって必死に抵抗しようとしているところだった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

覗いているのがバレれば怒鳴りつけられ、見張りに専念しろと言われてしまう。

 

覗いたところで仕事に支障はないし、声を聞かされるだけなど生殺しでしかないと、番兵はいつも苛立ち、仲間に怒りを感じていた

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

とは言え、番兵らしくしっかりとした槍は与えられていて、それは女槍使いから奪ったものだった。

 

その鋭い穂先が自分のものになった時は番兵もテンションが上がったものだが、番兵の役割のせいで強奪にも連れて行ってもらえず、食料も女もいつも後回しにされるばかりで、さすがに体よく番兵を押し付けられたのだと分かっていた。

 

 

十分満足して仲間が出てくると、調子に乗って余計な一言をかけてくるのにも苛立ち、せめてもの意趣返しに自慢の槍で尻を突き刺した。

 

痛みで飛び跳ねる仲間を見て少し気が晴れたが、やっと女で気持ちよくなれる順番が回ってきたことを思うと、涎が垂れそうだった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

待ちに待った順番が回ってきた番兵は欲望を駆け巡らせて、イカ臭さが充満している部屋に入ったが、女槍使いは奥を向いて倒れ、ほとんど動きもしていない。

 

せっかくの順番に苛立った番兵は彼女から奪った槍で頭を殴り、無理やり意識を覚醒させた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

体液と涙でぐちゃぐちゃだった女槍使いは急な痛みに顔を上げて振り返り、自分の槍を持っている薄汚いゴブリンに返してと話しかけた。

 

それで番兵は舌なめずりし、興に乗ってきた。

 

 

 

番兵は散々楽しみ、部屋を出ながらいやらしく下卑た笑みを零した。

 

もうそろそろ朝になるし、夜にしかこない冒険者が踏み込んでくることはまずない。

 

部屋の前を離れ、巣穴の中を歩いていると、今度は物見の数匹が奪った戦利品で酒盛りしているところが見えた。

 

ゴブリンの性質だからか、番兵は相手も苦労しているという考えに至る思考回路がなく、自分たちの役目にかこつけておいしい思いをしている仲間たちに怒りを感じた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号

 

 

番兵の役割も嫌だったし、自分たちを束ねる長も能無しだと侮蔑し、自分こそが一番優れているのだと思い込んでいた。

 

 

その時、壁が薄っすらと松明の明かりで照らされているのが見えた。

 

岩陰からそっと窺ってみると、そこに居たのは鎧で全身を覆った冒険者だった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年9号