ダーリンインザフランキス
28話29話ネタバレ感想

ダーリンインザフランキスの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

βを倒した26部隊は、束の間の休息で海水浴を楽しんでいた。

男子たちは肌を露出したパートナーたちの姿に言い表せない感情を抱き、頬を染めていた。

こんな時でもつるもうとしないミツルを追いかけたココロは、驚愕の光景を目の当たりにしていた。

 

28話

ココロが見たものは、旧時代の人が住んでいた町の跡だった。

 

家は草木に覆われ、朽ちようとしていたが、崩壊することなく多くがしっかりその形を保っていた。

 

しかし、ココロはそれらの建物が一体何なのか分からなかった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

一体これらは何だろうと思ったその時、いつの間にか傍にいたミツルが声を出したので驚いて変な声が出た。

 

 

ミツルはやはり、ココロだろうとついて来られたことに不満を感じているようだった。

 

嬉しさの中の強がりなのか、ココロの気遣いに迷惑そうな顔を隠しもしない。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

しかし、ココロもどうしてか気になるミツルとも、一緒に海水浴を楽しみたいと思っていた。

 

それでもミツルは、無理に皆と一緒にいることを苦痛に感じていて、気兼ねなく一人でいることを好きで選んでいるのだという。

 

ココロはそれ以上説得しようとはせず、自分たちの住んでいる都市とは全く違うここも都市とはどういうことなのか訊ねた

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

言われずとも、ミツルも自分たちや、特に大人が住む科学の粋を集めた都市とここの文明レベルに大きな隔たりがあることは分かっていた。

 

ただ、旧時代の人の暮らしに詳しいはずもない。

 

ミツルはココロを危険な目に遭わせないよう、突き放すような言い方をしてから、町の奥へと進み始めた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

その頃ヒロは、ゴロー、ゾロメ、フトシの3人に囲まれ、あることについて問い詰められていた。

 

それはキスについてだった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ヒロはすっとぼけようとするが、ゾロメはゼロツーとキスについて話していたのが聞こえていたので、言い逃れさせるつもりはなかった。

 

キスの意味は知らなかったが、フトシは響きに甘美さを感じ取り、既にとろけた表情さえ見せていた。

 

ゴローも親友と立場をふりかざし、ヒロからキスについて聞き出す気満々だった。

 

 

パートナーがそんなことになっているとは知らず、ゼロツーは一人でゆったり波に揺られていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

観念したヒロは、口と口をくっつける行為だと白状した。

 

食べることしか頭にないフトシは口の新たな使い方に驚愕し、ゾロメはまだキスの具体的なイメージができず、するとどうなるのか気になった。

 

ヒロは勢いに乗り、まず感触を説明。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

その時の気持ちは、した者にしか分からない初めてのドキドキで、それを聞いた男子3人は色めき立たずにはいられなくなった。

 

キスが人にとってどういう意味なのか理解しきれていない彼らはとにかく好奇心だけが膨れ上がっていく。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+