ダーリンインザフランキス
30話31話ネタバレ感想
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海辺で束の間の休息を楽しんでいた26部隊。
ミツルとココロは二人で抜け出し、廃墟になった人の町を見て回っているうちに危険な目に遭う。
無事合流して楽しい夜を過ごした後、寝付けなかったヒロとイチゴは二人きりで夜の砂浜に繰り出し・・・
30話
ヒロとイチゴが抜け出したことに気づかず、他のメンバーはぐっすり眠っていた。
しかしフトシは寝相が悪過ぎて、隣のゴローに蹴りをお見舞いしていた。
いきなり強烈な蹴りを食らわされたゴローはパッチリ目が覚めてしまい、まだ幸せそうに眠るフトシを軽く睨む。
すると、イチゴとヒロの寝袋が空っぽなのに気づいた。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
その頃二人は、星明りで煌く海を横目に浜辺を歩いていた。
同じ気持ちでなんとなく寝付けないでいた二人。
ヒロが眠るのがもったいない夜だと言えば、彼と二人きりでいられる時間に寝てる場合じゃないと思ったイチゴはその気持ちは心に秘めたまま、一言相槌を返した。
イチゴがヒロがつけた足跡の上を弾んで踏んでいくと、ヒロが立ち止まってはしゃぐ声をかけてきた。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
彼の視線の先には、満点の星空。
すぐにイチゴがオリオン座を見つけて指差すと、ヒロもすぐにオリオン座の薀蓄を披露した。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
もっと子供の頃もそうしていろいろ星のことを教えてくれたと続けても、ヒロはよく覚えていないようだから、イチゴは思わず彼が教えてくれたことなら全部覚えていると言い返した。
その自分の言葉に、イチゴはハッと思い出した。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
それは、彼が教えてくれたイチゴの星のことだった。
するとヒロもすぐに「イチゴの星」のことを思い出した。
それはオリオン座の15番星のことで、そのときに何を話したのかも彼ははっきり覚えていた。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
イチゴは嬉しくて堪らなかったが、誤魔化すように肘で彼を小突いた。
散歩を再開して、イチゴは自分がさっき皆でいた時に言ったリーダーとしてのヒロとゼロツーを歓迎する言葉は、少し偉そうだったという。
二人に覚悟を求めたものの、一番覚悟が足りていないのは自分だと打ち明け、パートナーのゴローにも迷惑をかけたことでリーダーとしての自信を喪失しかけていた。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+
だがヒロは、イチゴはいいリーダーだと励ました。
そう思えるのは、模擬戦で自分の再起のためにリーダーとしてキスまでしてくれるほど身体を張ってくれたからだった。
著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+