「無能なナナ」ネタバレ最新4巻&5巻へ。舐めて癒して癖っ毛美少女の献身性に友情が芽生え始めるが・・・

無能なナナ4巻
ネタバレ感想

無能なナナの漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

ネクロマンサーと幼馴染みの二人を始末したナナは、ギャルの羽生も毒殺。

キョウヤからの疑いがどんどん強くなる中、ミチルに化けたこの学校の卒業生、橘ジンに殺人犯だと見抜かれ取引を持ちかけられる。

橘は相手の姿形や能力までもコピーできる能力を持っていた。

 

20話

橘に携帯を奪われてしまったナナ。

 

相手の能力の汎用性を考えれば、自分になぜ変身しなかったのか疑問に思いぶつけるが、橘は答えず推定殺害人数の表示を閲覧し始めた。

 

ナナは一瞬の隙に足を氷から引き抜いて全速力で入り口に走ったが、モグオに変身されて炎の能力で背中を焼かれてしまった

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

推定殺害人数なんて、携帯を支給した誰かが言い様に使おうとした妄想の産物だと吐き捨てて橘は全く信じなかったが、その誰かの正体をナナから引き出そうとする。

 

しかしナナは、自分を殺してからユウカに変身して情報を引き出せばいいと、強気に言い返す。

 

橘もあえてその提案を無視し、信頼関係を結ぶためだと言いつつ、ナナの家族構成を訊ねた。

 

ナナはやはり殺されないためか、人類の敵に両親が殺されたことを打ち明けた。

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

冷静な憎しみと悲しみだけを湛えた目で過去を語ったナナは、橘の不穏な言葉を薄れ行く意識の中で聞いた。

 

 

 

目を覚ました場所はミチルのベッドだった。

 

 

部屋の前で倒れていたらしいことから橘が運んだものと思われた。

 

まだ少し感情が高ぶっていたナナは思わず両親が人類の敵に殺されたことをミチルにも明かしてしまうが、それでより強く彼女の同情を引けたようだった。

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

ただ、両親が殺された日の記憶はナナの最大のトラウマだった。

 

 

21話

泣き止んだミチルはナナからより詳しく両親が殺された時のことを聞き、我が事のように悲しむが、ナナはミチルの推定殺害人数を思い浮かべ、情など持つまいと自分を戒め続けた。

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

 

その日のうちにネクロマンサー幼馴染み二人を含めた3人の合同葬儀が行われた。

 

ナナは葬儀中、ミチルに口を滑らせてしまったことでまたトラウマを思い出してしまうが、隣に座るミチルの方が明らかに具合が悪そうだった

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

 

葬儀が終わり、部屋に戻ってこれからのことを思案していると、どこからか橘が入り込んできた。

 

携帯を返す代わりにまたナナについて訊き出そうとしてきたタイミングでミチルが訪ねてきたので、橘はすぐ猫に変身し、ナナはミチルを部屋に上げた。

 

ミチルは両親が殺されたのは自分のせいだと言ったのが気になっていたらしく、力になりたいと思ってもっと詳しく話を聞きにきたようだった。

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

ナナはもうミチルに心を許してしまっている自分をどこかで認めているのか、聞かれるまま当時のことを話し出した。

 

 

ズボラで片付けもしない子供だったナナは両親から戸締りをしっかりするように言われていたのに、ある深夜に家から抜け出した日も窓の施錠を怠った。

 

翌朝、両親がリビングで惨殺されているのを発見した。

 

後で警察から犯人は自分の部屋の窓から侵入したんだろうと言われ、自分のズボラさが両親を殺したんだと責め続けた。

 

 

打ち明けられたミチルはそっと手を握るだけで、言葉で慰めることはしなかった。

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻

 

 

 

いつの間にか机に突っ伏して寝ていたナナが朝になって目を覚ますと、既に起きていたミチルは真剣に何かを考えているようだった

 

直後、キョウヤが騒々しく部屋に飛び込んできて、詳しいことを話さないまま男子寮に連れ出した。

 

キョウヤが連れて行った部屋では、新たな犠牲者が血塗れで事切れていた

著者名:古屋庵 引用元:無能なナナ4巻