ゴブリンスレイヤーブランニューデイ
6話ネタバレ感想
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おじさんにたまには街で遊べと言われても、牛飼娘は友達と呼べる相手がいなかった。
気乗りしないまま街に繰り出すと、偶然女神官と出会い、なんだかんだ楽しく過ごせたことで、彼から始まった縁がいつの間にか自分自身の繋がりになっていたことが分かり、たまには休むのも良いと思うのだった。
6話前編
槍使いは手庇を作り、はるか高くそびえる塔をおもしろそうに眺めた。
重戦士は塔を作った誰かを罵りながらも、おもしろそうに笑みを零す。
ゴブリンスレイヤーは端的に、不必要なことをするつもりはないと言い放った。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
彼らが攻略しようといていたのは、森の中にそびえ立つ違和感たっぷりの巨大な塔だった。
この日から半月前、ある行商人の護衛をしていた冒険者のパーティーが塔近くの森を進んでいた。
女僧侶は何事もなく旅程が進んでいたので、麗らかな太陽の温もりに笑顔を零しつつ、荷馬車の幌の上で警戒していたアーチャーに注意され、気を引き締め直していた。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
その時、かなり上空を飛んでいる鳥に気づいた。
だがどうも、鳥にしては奇妙なことにもすぐ気づいた。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
言われたアーチャーも目をすがめてただの鳥ではなさそうだと分かると、他の仲間たちも戦闘体勢を取った。
明らかに鳥にしては大き過ぎる何かは冒険者たちに急接近してくる。
巨大な翼に長い尻尾。
人型のそれはデーモンだった。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
女僧侶は鋭く大きな爪がついた足で肩を掴まれ、容易く上空に引き上げられてしまった。
あっという間に仲間たちが小さくなっていき、怖過ぎて失禁してしまう。
それでもジタバタもがいて拘束から逃れようとするが、爪が肩の肉に突き刺さり、激痛に悲鳴を上げる。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
アーチャーが助けようとして、ボウガンで矢を放った。
しかしそれはデーモンには当たらずに、女僧侶の太ももを射抜いた。
助けられるどころか重傷を負わされた女僧侶は、更なる激痛に一瞬で顔面蒼白になった。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
続いて男魔法使いが、杖に電撃を溜め始める。
女僧侶はもう、このモンスターがデーモンではないことに気づき、余計なことはしてくれるなと言いたかったが言葉が出てこない。
恐怖と痛みでどうすることもできないでいるうちに電撃が放たれ、悪魔らしき何かにヒットした。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
直後、爪が肩から外れ、女僧侶は空中に投げ出された。
上空何mか分からないが、こんな高さで逃げ出せても待っているのは死しかなかった。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号
今だけは、あの空飛ぶモンスターに掴んで欲しかった。
杖も手放した女僧侶は猛スピードで近づいてくる地面を見つめながら、気が狂いそうな恐怖に襲われ、神に助けを求めた。
しかし奇跡は起こらず、地面に叩きつけられてしまうのだった。
著者名:蝸牛くも 引用元:ビッグガンガン2018年11号