捜索しに来た可能性を考え、暗くなり始めてから移動し始めたのはいいが、ヘリの音のせいか道路でさ迷っているゾンビの数が多く、前後をかなりの数の群れに挟まれてしまった。

 

りーさんは冷静さを欠いてスピードを上げ、撥ね飛ばしながら強引に突っ切ろうとした。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

しかし、スピードを出し過ぎたせいで道路の陥没に気づくのが遅れて急ハンドルを切り、あえなく電柱に激突してしまうのだった。

 

 

 

誰も怪我することはなかったがエンジンはかからなくなり、修理しようにも知識がないし、外はゾンビに囲まれてしまっている。

 

ライトを囮に脱出するのが最善だと意見が出たその時、くるみの様子がおかしく目を覚まさない問題まで出てきた

 

しかし、数々の危機を乗り越えてきた4人にくるみを見捨てる考えはなく、美紀が囮になる案を自ら出して脱出することを決めた。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

ライトを投げて注意を向けた直後に美紀が飛び出し、音を立てて自分に集中させてから、車椅子に乗せたくるみを運び出し、手近なビルの上階に避難しようとした。

 

しかし階段を上がっている途中で殿を務めていた椎子が襲われ、ガードの上から腕を噛まれてしまう

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

それでも、りーさんが助けに入り、九死に一生を得た。

 

 

 

バリケードを作ってビルの中で一心地ついた後、くるみも何もなかったように目を覚まし、ボーモン君の解析結果でもランダル評議会が信用できると分かり、再び希望に包まれた。

 

しかしくるみは自身が危険な状態なのを自覚し、椎子にだけ、その時が来た場合にどうして欲しいか伝えておいた。

 

そして他の3人にはメッセージを録音しようとしたが、感傷的になろうとしても明るく振舞おうとしても、どれも違う気がして涙が止められなかった。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

 

これからどこをどう移動すべきか話し合いを始めるも、椎子はくるみがどうしても足手まといになると突きつけ、爆撃も評議会もいつまでも待ってくれるわけじゃないことを指摘した。

 

くるみ自身も足手まといを自覚するが、ユキは辛辣な正論ばかりを突きつけてくる椎子を睨み付けることでしか対抗できなかった。

 

ただユキも、くるみと別れる時が来たかもしれないことを受け入れる覚悟をし始めた。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻

 

 

美紀は建設的に考え、くるみを運ぶ方法をボーモン君に相談してみたが、具体的にいい方法は教えてもらえなかった。

 

それでも、これまで4人でどうにかしてきたのなら、今回も何とかなると、およそ人工知能らしくない励ましに心を打たれた。

 

だからユキにもそれを伝えに行くと、同じようにボーモン君に相談したユキも同じことを言われたらしく、意地でもくるみを運ぶいい方法を考えることでまとまった。

著者名:千葉サドル 引用元:がっこうぐらし!11巻