ちおちゃんの通学路4巻ネタバレ感想
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固い絆を披露したり、元暴走族にガチ惚れされたりしても、中の下の生活でありたいちおちゃんは、毎夜ネットゲーム三昧。
それでも、リア充グループの友達ができたりもしていた。
雪ちゃんは気にしない
細川さん改め雪ちゃんと呼べる仲になったちおちゃん。
今日も今日とてまななっちおの二人は、雪ちゃんと待ち合わせして登校しようとしていた。
そしてやってきたのは、間違いなく雪ちゃんではあった。
それはもう水着か下着か、いや部活のユニフォームだ。
大会が近いから気持ちが逸っちゃったなんて言うけど、どこかのネジがないか、ネジ穴が潰れて進退窮まっているとしか思えない。
異変に気付いたまななっちおだが、ちおちゃんは日和って褒め殺し作戦でうやむやにし出した。
残されたそこそこ常識人の真奈菜は、その格好が如何にそそるのかを分かってもらうため、一つの策を講じる。大丈夫、得意分野だ。
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
利用客の多いコンビニに誘い込み、男の視線を注がせる作戦に打って出た。
予想通り、全ての男の視線を集める雪ちゃん。
しかし、それでもびくともしない陸上部JK。
もうストレートに見られまくってるよと伝えると、返ってきた答えがこれである。
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
これは性的な意味なのか、大会の観衆の視線と同様の高揚感なのか判断が難しい。
そこに姿を消していたちおちゃんが颯爽と現れた。
しかも、軟式テニス部にフォームチェンジしているではないか。結構可愛い。
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
死なば諸共。友人一人に恥ずかしい思いをさせまいと、自身も目立つ格好に着替えたのだ。
しかし、雪ちゃんは進んで着ていることを忘れてはならない。
そんな風に真奈菜は解釈したが、もちろんそんな殊勝な心がけをちおちゃんが持っているはずがなく、ただサンバイザーで顔を隠したいだけだった。
サンバイザーを被るなら、制服では余計目立つ。ユニフォームならば、パッと見軟式テニス部の誰かとしか分かるまい。
そんな心理が真奈菜には透けて見えていた。これぞ中の下道!
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
ゲスにはゲスが寄ってくる。ぺロリ。
真奈菜は雪ちゃんの走りたがりを刺激することに。
ここから学校まで、丁度雪ちゃんが専攻してる1500mくらいみたいだよ?程よい追い風だし、こんな日に走ったらさぞ気持ちいいでしょうね~。
走りたくて走りたくて震える。
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
親友が自分を陥れようとしているのに気付いた。
隙あらば殺る。これこそ篠塚風紀委員が提唱していた高め合う友ではないだろうか!?
あかんあかん、一緒に行こう!
私たちは置いて走って!
醜い争いに終止符を打ったのは、こうなることを予想してコンビニで調達したクラッカーだった。
住宅街に鳴り響く銃声にも似た破裂音。それを合図に鳥達も羽ばたいていく。
著者名:川崎直孝 引用元:ちおちゃんの通学路4巻
吹き抜ける風。通勤通学する人々。後に残されたのはスコート姿のJKと学生一人。
そう言えば、真奈菜も雪ちゃんのこと言えないよね。市民プールに行く時、家から水着一枚で来たもんね。
お後がよろしいようで。