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クズの本懐ネタバレ感想4巻

本性を表した皆川。

紛うことなきビッチの彼女は、男の好意を糧にしないと生きれない性的クズだった。

 

17話

粟屋麦は、皆川茜がどうしようもないクズビッチだと知っていた。出会った当初はもちろん信じられなかったけど、中学の先輩は同じ女性としてすぐに分かっていたらしく、すぐに彼女の本性を見抜いて教えてくれた。

どこかの男と一晩過ごした翌日に、平然と家庭教師として勉強を教えに来る。でも、男に媚びないと生きていけない可哀想な人だと思うと、そのクズなところが魅力になった。

 

自分も男だから、隙を見せて思わせぶりな態度を取っているに違いない。そう分かっていても、心臓の鼓動が早まるのを止められなかった。

 

 

18話

勉強やスポーツ、料理。努力が実を結ぶものが花火は好きだ。

だから恋は嫌いだ。昔からそうだった。
お兄ちゃんが好きだと言った芸能人を真似て少し髪型を変えても全く気付いてもらえなかったり、手作りしたバレンタインチョコを渡せなかったり、いい記憶なんて思い出せなかった。

 

 

早苗との関係を止められずにいた花火。

麦も中学の先輩を寂しさを紛らわすために、密かに会って体を重ねていた。

 

夏休みが近い夏の日。
少し前までは急激に距離が近づいた二人は、お兄ちゃんが皆川先生に告白してから、また距離が開いたようだった。

寂しさを埋めるだけなら早苗がいるし、たまになら先輩を呼び出して会えばいい。そうお互いに思っていても、不毛な関係を断ち切れない。

 

キスをすれば、お互いがどこかの誰かと同じことをしていると気付けた。それは、どうしようもなく二人が似ているからだった。
嫌でも、苦しくても、気持ちいいから続けてしまうのだ。

 

 

19話

楽しくなりたいなら自分から動かなきゃだめだ。そう考えている皆川は、時間に縛られている教師生活に退屈していた。

そんな中で見つけた楽しいものだったはずの鐘井鳴海。今ではすっかり興味が失せてしまい、つまらない存在になっていた。告白の返事をしていないのにはっきり訊いてこないのにもイライラさせられる。

 

ムシャクシャして飲み過ぎてしまい、足元がふらついた時、咄嗟に彼が抱き止めてくれた。その時に「花ちゃん」と呼ばれてしまったから、また熱がぶり返してしまった。

彼にとっても、花火はある意味で特別なんだ。そう改めて思うと、もっと花火を傷つけてやりたくなった

 

 

 

20話

久しぶりに麦の部屋で二人きりになった。

花火の体にはうっすらとキスマークが残っているのに隠そうともしない。それがなんだか悔しくて、自分のキスマークで上書きしてやりたくなった。

 

麦が嫉妬を感じた時になって、花火は最後までしてほしいと言い出す。それはルール違反で、女の嫌な面が出たなと彼は思ったが、言葉では諭しながらも、拒むつもりは全くなかった。

 

でも、結局未遂に終わった。痛がって抵抗する花火に無理やり挿れるほど、その場の勢いに任せるつもりはなかった。

 

 

大人の先生二人は、ぶらっと夜の街を歩き、適当に夜景を見て、ホテルに入った。

ここまで来ればリードしてくれるだろうと思ったが、まだ彼は臆病なのを隠そうともしない。だから、仕方なく安楽岡花火と仲がいいのを嫉妬しているフリまでして、火をつけてやった。

 

 

21話

お互いに惹かれあう男女が、恥じらいながら初めて結ばれたのと変わらないような一夜を過ごした鐘井と皆川。

キスをして、熱い体をぶつけ合って、寄り添って眠る。ただそれだけだった。

 

未遂に終わった花火と麦。俺を好きじゃないからできないんだよという彼は、「ちゃんと付き合う?」と提案するが、彼女はそのとき答えを出せなかった。

帰って一人になると、また一人の寂しさが募ってくる。女友達を利用して、同じ境遇の男を利用して。今は何をしても寂しさが完全に消えることはなかった。

 

翌日、学校で皆川先生とすれ違った時に「鐘井先生としちゃった」と囁かれた。

 

花火がしたかったことを、あっけなくしてしまったクズ女。好意ではなく、自分が気持ちよくなるために他人の幸せを奪う行為。それは、さぞ気持ちいいんだろうなと思った。

だったら、自分も同じことをしてみればいいんだ

 

 

花火は麦の提案を受け入れて付き合うことにした。

その前に清算しなければならない関係がある。麦とちゃんと付き合うことにしたから。そう報告して、これからは大事な友達に戻りたかった。でも、早苗の覚悟はその程度で揺らぐほど簡単なものじゃなかったんだ。

 

 

22話

花火はもう利用しないと決めてきた。思った以上の好意にたじろいだけど、これからは放課後二人きりで会ったりしないと言って振り切った。

友達として好きになって、色んな話をして、楽しい時間を過ごした後で、今度は慰めるためだけに利用して一方的に終わりを告げる。
それは、とても酷いことだと分かっていたし、相手の顔をちゃんと見なきゃいけないと思っていても、怖くてできなかった。

 

具合が悪かったから、自習を抜け出して図書室に行くと、早苗が追いかけてきた。気まずいはずなのに、今まで通りに振舞おうとしてくれているのかと思った次の瞬間、机の下で太ももに手を滑らせてきた

 

放課後じゃなかったらいいんでしょ?そう囁く。

 

その後、結局保健室で横にならなければならないほど熱が出た花火。それでも、早苗は離そうとはしなかった。私たちの関係は誰も知らないんだから、それが続くだけだよ。熱で朦朧とする頭では、その言葉の意味を冷静に判断できそうもない。

 

花火の魅力はその危ういところだよ。男を落とすなんて簡単。心を開いたフリをすればいいの。本当の心は閉ざしたままでね。じゃないと壊れちゃうから。

そうして、黒く染まった花火を見せて」この本音だけは隠して、早苗はアドバイスした。

 

 

体調がすっかり回復した花火は、母親に頼まれて買い物をしていた。そこで、偶然皆川と一緒にいた若い男と出会う。
妙に距離間が近いのに嫌悪感を抱くが、その時、早苗のアドバイスが頭をよぎると同時に、この男の好意を自分に向ければ、皆川の傷ついた顔が見れるかも知れないと思った。

 

 

感想

クズの本懐4巻でした。

お兄ちゃんがやっと男を見せてくれましたよ!万歳!でも利用されるだけの駒だったのは残念無念です。どうにかして、心から惚れさせてやってくれ。そして、オラオラ系彼氏になって、ガツンと言ってやってくれ。

花火、クズ道本格始動で期待が高まります。

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