ギフト±6巻ネタバレ感想
ギフト±6巻のネタバレと感想とあらすじ、漫画を無料で読める方法を紹介。
少しずつ感情が戻り始めた環。それは英に会いたいと願う気持ちが大きく影響していた。
一方、阿藤の遺志を継いだ瑞希は秋光家の闇に迫り始める。
真琴とたまき
秋光家の記事を書いた廣瀬は、北関東連続少女誘拐殺人事件の犯人とされる茂田に接触しようとしていた。
それより一歩早く環たち解体屋が茂田に近づき、新たな犠牲者が出る寸前で茂田を捕らえた。
茂田がクジラとして捕まったことなど知る由もない廣瀬は、茂田に直接話を聞くために向かおうとしているところに瑞希が現れ、仕方なく同乗させる。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±6巻
およそ100kmのドライブの果てに着いたのは、周囲に民家が一切ない寂しい場所で、人を監禁するにはおあつらえ向きの立地だった。しかし、家の中は何もかも無くなっていた。家財道具はおろか塵一つ落ちていないほど、生活の痕跡が消されていた。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±6巻
何人もの少女を殺してきた茂田を前にして、環はいつものように「命をありがとう」とは言わなかった。今まで何人も解体してきたのに、今回は感情が昂ぶっていた。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±6巻
環は学校では浮いた存在だった。いつも無表情で感情がないように見えたから。しかし、美人なので目を引く存在ではあった。それに嫉妬した女子たちは陰湿ないじめを始めていく。鞄の中身を捨て、椅子に画鋲を仕込み、スタンガンもパクッた。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±6巻
しかし涼しい顔をして動じない彼女に苛立った女子たちは、数人の男子を取り込み、スタンガンを餌に環を体育倉庫に呼び出した。
数人に囲まれても尚動じなかったとき、一人の男子が怯えた挙句に竹刀で思いっきり殴ってしまう。
頭から血を流し意識が朦朧としていく。パンツをずり下ろされ、男子が後ろから挿れようとしたとき、心臓が激しく動き出す。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±6巻
環専用のスタンガンを拾い、レイプ未遂の男子を昏倒させるが、命を大事にしない彼らを痛めつけたい感情が抑えられず、じりじりと追い詰めていく。
その時、モニタリングしていた加藤が踏み込み、一線を越える前に彼女を止めた。
環に移植された心臓は感情をも抑え込むペースメーカーの役割も果たしていた。それが度重なるショックな出来事で心臓に負荷がかかり、感情を抑えきれなくなり始めた。その中でも最も影響を与えたのが、英琢磨の存在だった。