殺戮モルフネタバレ感想
殺戮モルフの最新話、最新刊ネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
鬼畜島などの外薗昌也が原作、蛍火の灯る頃などの小池ノクトが作画を担当した、スプラッターシーン満載の今作。
白昼起きた、残虐な通り魔事件。
それに隠された多くの謎と、流れ続ける人々の血。
一体、行きつく先はどこなのだろうか・・・
殺戮モルフ1巻
仲良し女子高生の3人は、ペットショップを覗いてから池袋の繁華街を歩いていた。
その中の一人まどかは、二人が彼氏と電話しているのを羨ましく思った直後、気味の悪いマスクを被って両手に鉈を持った男がいるのに気づいた。
そして止める間もなく、マスク男はいきなり近くを歩いていたカップルの彼氏の頭をカチ割り、悲鳴をあげる彼女の方も叩き切って彼氏の後を追わせた。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
そしてまどかの方に走ってきたが、なぜかスルーして他の通行人たちに次々襲いかかり、あっという間に辺り一帯を血の海に変えていった。
そしてまどかと目が合ったが、彼女は恐怖で硬直して逃げられなかった。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
今度こそまどかに鉈が振り下ろされようとしたが、刃が当たる寸前のところで警官たちが到着し、一人の私服警官がマスク男を取り押さえたのだった。
気が抜けたまどかは気を失い、その私服警官が抱き止めてくれた。
こんな状況でも彼女の可愛さに目を奪われた警官は、ほんのり頬を染めた。
そんな光景を、マスク男は取り押さえられながらも目に焼き付けていた。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
まどかが念のために病院に運ばれて目を覚ました頃には、テレビは事件のニュースだらけだった。
そしてまどかが廊下に出て待合室のテレビに事件のニュースが流れているのを観た直後、捕まったはずのマスク男が病院の廊下の目の前に立っていたのだった。
踵を返して逃げようとして、看護師にぶつかって転び、慌てて振り向くと、そこにはもう誰もいなかった。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
同時刻、マスク男は手を縛られて確かに警察署内にいた。
顔はあまりに傷だらけだったので、取調べに影響が出るかも知れないという理由で、血塗れのマスクを付けられたままでいた。
そして両親が迎えに来てくれてまどかは車で家に帰る途中、車窓を見上げると、あのマスク男がビルの一室で見せつけるように女性の首を掻き切った瞬間を目撃するのだった。
恐怖による幻だと思ったが、家に着いて部屋に一人でいると、今度はベッドの上から見下ろしてくるマスク男を見てしまう。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
PTSDのせいで作り出した幻だと思いたかったが、ベッドの布団には確かに男が踏んだ跡が残っていた。
まさかと思い、まどかは助けてくれた警官の本田に連絡し、一緒にあのビルに赴いた。
最悪の予想は当たり、ビルの窓は血塗れになっていて、室内では一人の女性が切り刻まれた肉片の状態で発見された。
血と肉片の海で犯人が転がりまわった形跡も見つけられた。
しかし、まどかが目撃した時刻も、マスク男は確かに収監されていた。
警察は模倣犯の線を疑っていたが、本田だけはまどかの言葉を信用し、あのマスク男の仕業だと考えた。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻
その後も、いくつかの事実と新たな事件が起きていく。
ビルで殺された女性は、池袋事件の目撃者であの現場にいた一人だった。
警察署内でマスク男の取調べをしていた警官が、トイレでマスク男に暴行されて意識不明の状態に陥った。しかし、マスク男はずっと収監されたままなのでマスク男にやられたのは本人しか知らず、警察は混乱を極めていく。
そして、次は署内で本田が襲われる。
まどかはあの事件の目撃者たちが集うクリニックに足を向け、彼らも事件後にマスク男を目撃しているのを知る。
ネットでマスク男が「M」と呼ばれだした頃、本田からMがバイロケーション能力者の可能性があると教えられたまどかは、また自室にMが現れ、ついに殺るか殺られるかの状況に追い込まれるのだった。
著者名:小池ノクト 引用元:殺戮モルフ1巻