HENTAI1巻ネタバレ感想
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オカルト雑誌編集者の夏樹優子。
特ダネを手に入れるため、住めば死ぬと噂されている呪われたマンションに興味を持った怖いもの知らずな彼女だったが、すぐに最悪の判断だったと思い知ることになる。
HENTAI1巻
正体見たり枯れ尾花。
夏樹優子はそうバカにして、不動産の担当社員安藤が必死に止めるのも聞かず、住めば死ぬと噂されているあるマンションの部屋を契約するために内見に訪れた。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻
笑い飛ばす彼女に、担当社員の安藤は本当に恐ろしそうに語る。
病気、事故、死ななくても人生を棒に振るほどの怪我をしたり、植物状態になったりと、入居者は必ず不幸な目に遭っているのだという。
ドアノブに鍵を差し込むのも震えてできない安藤から鍵を取り、優子は躊躇いなく開けて部屋の中に入った。
ただ、何の変哲もないシンプルな部屋に過ぎなかった。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻
しかし、安藤はとにかく入るのを躊躇い、ドアの外で震えている。
内装はきれいで、人が死んだようには見えない。
優子は拍子抜けして強引に安藤の手を引き、玄関に一歩踏み込ませてしまった。
その瞬間彼は悲鳴を上げ、虚ろな表情でブツブツと恨み言を言い出し、もう手遅れだと呟いた後、頭を冷やしにどこかへと消えていった。
その言葉で、優子は少し嫌な予感がした。
飯田課長にもこの部屋には関わるなと釘を刺されたことを思い出すが、空気を入れ替えて気持ちを切り替えようと窓を開けると、どこからか気持ちの悪い声が聞こえた気がしたのだった。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻
戻って来た安藤にこの部屋について詳しく話を訊くことにした。
曰く、彼の会社で扱う前から呪いの物件として有名で、同僚や先輩など担当になった社員は死ぬか行方不明になり、関わった人間は一ヶ月以内に必ず死ぬのだという。
安藤も無意識のうちに、この部屋の前にいたことがあるらしい。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻
見えない何かが引き寄せる呪いの部屋。
散々真実味のある怖い話を聞かされた優子だったが、結局契約の意思は変わらなかった。
そして窓の外を振り返った直後、落下してきた人間が窓にぶち当たり、おぞましい笑みを零すのを目撃してしまうのだった。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻
マンションの外壁を擦りながら落下したそれは、鈍い音を立てて地面に叩きつけられた。
それは、安藤の前にこの部屋の担当だった菊池という男だった。
その日の夜、優子は今住んでいる部屋で後悔しながらシャワーを浴びていると、黒い何かにまとわりつかれるのを見た。
恐ろしくなって浴室を飛び出したが、なぜか呪いの部屋にいて、床から黒い影が話しかけてくる声を聞いてしまったのだった。
著者名:うめ丸 引用元:HENTAI1巻