院長は秋光家の親族集会に向かう途中で意識を失った。目が覚めると、そこには甥のタカシがいた。そして、タカシの母親の服を着た環も姿を見せた。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±5巻

 

 

タカシは院長が病院で中国のマフィアと組み違法移植を繰り返しているのを知り、梨世を使って情報を仕入れていた。裏を取り、さっきまた行われようとしていた手術の現場に部下を踏み込ませ、皆殺しにしていた。

中国マフィアにいいように使われていた叔父を失脚させ、病院を乗っ取る。全てはタカシの計算通りに運んでいた。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±5巻

 

 

崇は親族会議に環と共に乗り込み、叔父の失態を詳らかにした。そして、場の空気を支配し病院の運営権をいとも簡単に手繰り寄せる。

 

 

親族の老体たちは、戦々恐々としていた。
極秋会を興した秋光正には、長男の聡がいて、その下に本妻の息子の渉と妾の子の崇がいる。しかし、崇は聡の子ではなく実は正の子だった

少女たちを性の道具にしていた買春クラブ「プティシャトン」。そこに崇の母の真琴は飼われていた。そこの常客だった正は真琴を買い、産ませたのが崇だった。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±5巻

 

 

そして、16歳で崇を産んだ真琴は数日後に帰らぬ人となった。

 

 

極秋会病院を調べ始めた瑞希は、そこで秋光崇を目撃していた。その青年が幼い頃の写真と、手術前の環がそっくりなのに気付き、もっと深く掘り下げる準備を進めていく。

秋光家の資料を集めると、11年前の一冊の雑誌に病院の初代院長・秋光正と一人の少女が一緒に移っている写真を見つける。少女の格好をしているのにT君と記された名前。出版社に問い合わせると、それは孫のタカシだと説明されたそうだった。

著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±5巻

 

 

瑞希はその記事を書いた廣瀬直也に接触しようと動き出す。

 

 

感想

ギフト±5巻でした。

解体屋としての仕事はありませんでしたが、物語の根幹の部分に迫ってきましたね。梨世先生のファックシーンはさておき、不二子っぷりがたまりません。

瑞希の動きと環の動きが重なりそうな6巻に注目です。