
鬼畜島7巻ネタバレ感想
鬼畜島の最新話、最新刊ネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。
高久を狙い始めたマリ。
亜美を崇拝するカオル。
そしてビッグババアを超える存在が・・・
化物家族の思い出の続き
欲望に抗い切れず、あっさり思い出の続きの世界へ堕ちていった高久。カオルを通してみる山羊頭のサンタマリアが、神々しくて最高だった。
その隙に、マリは自慢のスピードと鋭い爪でハナクロたちを切り刻んでいった。
水車に縛られたカオルに手を伸ばすサンタマリア。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
その光景を利用して、ヨゼフは村人を丸め込み再び自由を手に入れた。
唯一信じようとしないハナクロが喚き散らすと、サンタマリアは僅かに姿を現したのみで、かき消えてしまった。
すると調子よくまた化物一家をボコボコにし始める村人達。
しかし、ヨゼフが揺れて沈むぞ、と言い返すと、言葉通り地震が起きて教会が地盤沈下で地下深くに倒壊してしまった。
ヨゼフは勢いに乗って、神の言葉のままに死体を集め儀式をしたら、ババアが生き返ったと高らかに宣言した。
確かにババアが生き返っていた姿を見た村人たちは騒ぎ出すが、金儲けも神の言葉に従えば思いのままだと続けると、調子よくヨゼフに従い始めるのだった。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
ヨゼフはヤクザと繋がりのある伊佐知と共に、本土に商談に出向いた。
向こうの要望は産業廃棄物を島の近海に不法投棄することだった。
ヨゼフは神の言葉と見せてくれた光景のままに、それが違法投棄なのにつけ込み、見事に50億もの金をせしめたのだった。
こうして、化物一家のサクセスストーリーは幕を開けたのだった。
母と娘達
ハナクロは、マリが高久を見るときメスの顔をしているのに気がついた。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
それを利用して、ヨゼフが高久を生かしておく訳がないと入れ知恵して、家族喧嘩を起こさせようと企む。
一方ヨゼフは、高久が救出に来る前に上原たちを殺そうとするが、それをカオルが身を挺して反対した。
その流れで、メンタル面を見通せるサトルが、亜美はサンタマリアの重要人物になるはずだと打ち明けた。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
ひとまず命を繋いだ亜美たち。上原と藤井は、亜美の価値に目を付けた。
マリは、家族から高久を守るため、別居している母の家に高久を担ぎ込んだ。
カオルの目でサクセスストーリーの続きを見ていた高久は、一家の母が不思議な力でビッグババアを蘇らせている場面を見ていた。
マリが母を捜して家の中をうろついていると、デスサイズを持ったフクロウ子供仮面に囲まれてしまう。
それは正真正銘、妹のアンナとカンナだった。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
父一家と母一家は絶縁状態なので、姉を追い出そうと戦いを吹っかけるアンナ&カンナ。
すると、男の匂いを嗅ぎつけたカンナが、匂いの元を断つべく走り出した。
追うマリの前に立ちはだかるアンナ。ここに化物家族の壮絶な姉妹喧嘩が始まった。
正気を取り戻したばかりの高久は、いきなり小さなフクロウ少女に巨大な鎌で切りつけられたが、あっさり躱して優しく叱りながら仮面をもぎ取った。
幼くて可愛い少女を想像していた高久は、遠慮することなく悲鳴を上げた。
中から出て来たのはビッグババアに勝るとも劣らない、おぞましい顔面だった。
著者名:外薗昌也 引用元:鬼畜島7巻
単純に怯える高久。
その機を逃さず殺そうとするカンナを止める声があった。
それはシスターの格好をした母だった。
感想
鬼畜島7巻でした。
マリの可愛さを堪能できた反面、双子の妹が気持ち悪過ぎて食欲をなくすレベルでした。でも、母は至ってまともな人間タイプなので、読後感に僅かな救いがありました。