ロボフが最後の一班も帰還したのを確認し、上昇離脱を操舵室に伝えるよう声をかけた。

 

直後、建物の陰から人が出てくるのに気づき、すぐに銃口を向けたが、相手が子供なのに躊躇してしまった

 

その迷いのせいで頭を撃ち抜かれ、7人目の犠牲者となってしまう。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

ロボフは地面に落下し、ガビは見上げ、まだアンカーが飛行船の底に繋がっているのを見た

 

 

一人殺した程度で復讐は終わらず、すぐにロボフの手をいじって上空に向けさせた。

 

追いついたファルコに皆殺しにしてくると伝え、引き金を軽く引いてワイヤーがちゃんと飛び出すのを確認する。

 

思わぬ復讐の機会を与えられたガビは止まらず、両親やライナーに勇敢に戦ったことを伝えて欲しいとファルコに頼んだ。

 

 

その時、コルトが二人を見つけ走り寄って来た。

 

ガビは余計な邪魔をされる前に銃を担ぎ、ファルコに別れの言葉をかけた。

その瞬間ファルコは、ライナーの心からの言葉を思い出した。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

ガビは引き金を引き、ガスが勢いよく噴射した。

 

コルトは間に合わず、弟がガビと共に飛行船に向けて飛び立つのを見送るしかなかった

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

ファルコはまだ素直になれず、鎧の巨人を継承するのは自分だと叫び、二人仲良く船底に激突した。

 

 

騒々しい歓喜の中でその音を聞き取ったのはサシャだけだったが、まさか侵入者など思いもせず、どこから音がしたのかもはっきり分からなかった。

 

 

コニーがロボフの帰還を気にし、ジャンが出入り口を振り向いたと同時に、ガビは船内に転がり入って銃を構え、しっかりと狙い定めて引き金を引いた

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

銃弾はジャンとコニーの間を抜け、サシャの腹部に突き刺さった

 

サシャは背中から倒れ、床に血を撒き散らした。

 

顔からは瞬間的に血の気が失せ、死んでいるように見えた。

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

 

ジャンはすぐに撃ち返したがガビも二射目を放ち、二つの銃弾はファルコがガビに飛び掛ったことでお互いに当たることはなかった。

 

 

ガビの復讐は視線が交錯したサシャだけに止まり、取り囲まれて拘束された。

 

 

ジャンとコニーがサシャに大声をかけると、なんとか反応が返ってきた。それは彼女らしく、こんな時でもご飯を催促する言葉で、「」と呟いて目を閉じた

著者名:諌山創 引用元:別冊少年マガジン2018年6号

 

 

コニーは言葉を失い、ジャンは頭を抱えた。

 

他の兵士は捕まえた二人を外に投げるといい、ジャンたちに了承を得ようとしたが、子供が復讐しにここまでする気持ちが分かるからこそ、彼は投げ捨てたところで何も終わらないと言い返した。