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外道の歌1巻ネタバレ感想

外道の歌のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

カモはどうして他人の復讐の代行をするようになったのか。

それは、彼も理不尽な悲しみを背負わされたからだった。

善から悪になった屑は、外道の道をひた走る・・・

 

1話

カモメ古書店には「日曜日」と名付けられた猫が住んでいる。だが、名前の由来をカモは語ろうとしなかった。

 

 

時は4年前。

鴨ノ目武はとある団地に、妻と幼い娘と住んでいた。

朝早く出かけ、夜遅くまで働く社会人として、ごくありふれた家庭を築いて幸せに暮らしていた。

 

料理が得意な彼は、時折妻の代わりに夕飯を作ることもあった。

そんな日の食卓はいつもより妻と娘の表情が明るい気さえした。

 

ある日、娘の里奈が猫が欲しいと駄々をこね出した。

団地だしどうせ面倒見ないだろと窘めると、幼い子供らしく遠慮ない言葉で文句を言う。

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著者名:渡邊ダイスケ 引用元:外道の歌1巻

 

 

一度はダメだと言っても、知り合いの伝で子猫をもらってきた彼は、結局どこまでも娘に甘かった。

 

里奈は子猫を「日曜日」と呼ぶようになった。

妻によれば、パパとずっといられるのが日曜日だかららしい。

その理由を聞いて愛おしさが込み上げる。

死んだ父親の古書店を継げば、毎日が日曜日になるな。そんな未来さえ真剣に考えるようになった。

 

 

いつものようにカモは仕事に行き、午後になってから妻と娘は買い物に出かけた。

スーパーの店内で彼女のうなじを舐めるように見つめている男だけが、今までの日常をぶち壊す非日常な存在だった。

 

 

2話

家に帰り買ってきた物を整理している時、チャイムが鳴らされた。

そこには見覚えのない男が立っていて、スーパーでお子さんがお菓子を落していったとスナック菓子を見せてきた。

 

買った覚えもなく、家まで持ってくるなんて怪しいと思ったのも束の間、男はそれを置いて階段を下りていった。

もしかして娘が黙って持ってきたのかもと思い、パッと取って閉めようとした時、男がギリギリで体を滑り込ませてきた

 

 

警察を呼ぼうとスマホに手をかけた瞬間、殴り倒された。

拳は止まらず、執拗に殴られ続けた。

 

母親がボコボコにされていく様を見せられ、幼い娘は涙声を上げながら「パパァァァ」と何度も叫んだが、男は容赦なく凶器を手に取った

 

 

仕事が終わり、妻と娘と新しく家族になった子猫が待つ団地に着くと、警察や近所の住人で騒がしかった。

嫌な予感がして階段を駆け上がると、家のドアは開け放たれていた。

 

玄関口で最初に目に入ったのは、シートからはみ出した娘の小さな手だった

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著者名:渡邊ダイスケ 引用元:外道の歌1巻

 

 

3話

一週間がすぎて、家の中はすっかり荒れ果てていた。

警察官である叔父が心配して様子を見に来てくれるが、彼の励ましも悲しみを癒せなかった。

 

 

カモは中学の時に母親が病気で死に、当たり前にあるはずのものが急になくなった時の喪失感で酷く落ち込んだ。

次は父親かと思うと、恐怖で押し潰されそうだった。

 

でも、その前に結婚をして里奈が生まれて、それから父親が死んだ。

悲しみはあったものの、娘のためにもしっかりしなければと思うと、立ち直りは随分早かった。

 

だから、里奈も大人になって同じような状況になった時、自分の子供を優先して考えるようになるはずだし、それでいいと考えていた。

 

しかし、子供が先に死んだら親はどうやって立ち直ればいいのだろう。

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著者名:渡邊ダイスケ 引用元:外道の歌1巻

 

 

妻は家事や料理がだんだん疎かになっていって、決して褒められた母親じゃなかったかも知れないが、最期は娘に覆い被さるようにして死んでいた。

家族を守る父親の役目を、妻は代わりに務めようとしていた。

 

 

叔父は甥を不憫に思い、一人の容疑者の情報を伝えた。警察官僚の息子らしく、警察はうやむやに処理しようとしているらしい。

そして、カモはになる決意をする。

 

 

4話

深夜、男はタバコを買いに外に出た。

コンビニの袋をぶら下げ、人気のない住宅街を歩いていると、包丁を持った男が背後から突進してきた。

 

ずるずると押され茂みの傍に倒される。

体から力が抜けていく中、最後の力を振り絞り目の前にいる男の額を爪で引っ掻いた。

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著者名:渡邊ダイスケ 引用元:外道の歌1巻

 

 

翌日、叔父は額に何枚もの絆創膏を貼った甥に何があったのかも聞こうとせず、例の容疑者が行方不明になったと告げに来た。

警察はこのまま迷宮入りになってくれることを望んでいるらしいとも添えて。

 

 

5話

カモは妻と息子を殺された男の復讐依頼を受けていた。

男の家族は僅か五、六千円の金のために殺されてしまっていた。

カモは男の話を聞いて、最近よく見る夢の話を始めた。

妻と娘と3人で歩いているのに、二人だけが先に進んで行き、どうしても追いつけないのだと。

 

それからカモの復讐代行が始まっていく。

 

 

団地を引き払い古書店に居を移した。

様子を見に来た叔父は甥の目つきが変わっているのに気がついた。

少し前に起きた強盗殺人の容疑者が他殺体で見つかったが、唯一動機のある遺族はアリバイが完璧だった。

 

叔父は、どうしてお前がやるんだ?と訊いた。カモは答えた。

 

誰もやろうとしないから。他の誰にもできないことだから

 

 

時は経ち、日曜日の名の由来を未だトラと奈々子は知らなかった。

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著者名:渡邊ダイスケ 引用元:外道の歌1巻

 

 

感想

外道の歌1巻でした。

めっちゃ泣いてしまいました。善悪の屑1巻の孫の話もきましたけど、カモの過去とあらば感情移入してしまいました。

しかもこの後、孫の回で出てきたクソ教師が再登場します。目も耳も喉もやられたけど、しぶとく生きて、カモたちへの復讐を朝食会に依頼します。これはカモの過去話とは違う熱い展開が待っているので、必読の価値ありです。

加代子も出ますよ。

外道の歌を無料で読む

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