目的の死体が出て来たが、さすがに腐乱死体を目の前にして気持ち悪さが勝った。

 

会澤も死体と真実を掘り返すことに怖気づき始め、雨まで降り出した。

 

その雨のせいか、悠介は保健室で一ノ瀬を強姦し、悪友たちには一人千円で童貞を卒業させてやったのを思い出した

 

そして自分が汚されたことを知った彼女は、恨みを込めた目で彼を睨み返した。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

彼はその目に射抜かれ、またすぐに犯した。

 

 

 

それを思い出し、腐乱死体の気持ち悪さも忘れて必死に手で掘り返し始めた。

 

しかし、埋められていたのは誰かも分からない男だった

 

この男が誰か見当もつかず、一ノ瀬がどこにいるのかもまた分からなくなった。

 

しかし、合わさった手の中に、会澤が懸念していた犯罪の証拠を収めた動画や写真の媒体が入った袋があった。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

この媒体を保管していたのは悠介のはずだから、この男を殺して埋めたのも悠介としか思えなかった

 

 

これで会澤が悠介の過去探しに付き合う必要はなくなったが、すると今度は全て警察にぶちまけられたくなかったら、復讐者から守り続けろと悠介は脅し返した。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

無理して脅しているのはバレバレだったが、会澤は過去探しに付き合い続けるのを受け入れた。

 

 

 

二ヶ月が経ち、級友が薄着になった女の子たちをエロい目で観察する中、環は髪をバッサリ切ってショートにしていた。

それがまた一ノ瀬に似ていて心惑わされた。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

彼女を探す手がかりは何もなく、黒猫のユースケを迷い猫としてネットで捜索願いを出して進展を待っていると、最初に復讐され、悪魔だった過去を知る発端となったシュウから連絡があり、会うことになった。

 

 

シュウと会って分かったのは、彼と同じようにおもちゃにして追い詰めた沢村という奴が自殺をしたらしいことで、それはつまり花壇の死体とは違うということだった。

 

次々と被害者が増えていき、悪魔の記憶を失った悠介は罪悪感に苛まれていく。

 

するとシュウは未だ恨みを抱えながらも、もう償えるわけがない罪の記憶を取り戻さず、諦めろと言った。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

 

夏休みに入り、悠介はせめて夕飯を作ることで親孝行しようと思い、仕事に出かける母を送り出した。

 

ただ、最近は外にいると命を狙われている危険をかなり感じていて実際殺されかけもしたので、家にいるのが一番の自衛だと思っていた。

 

 

息子が悪魔だと知ってか知らずか、母は戻って来たばかりの息子に比べて随分打ち解け、初日の夕飯に作ってあげたカレーを作ると言ってくれ、感動で打ち震えていた。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

しかし仕事が終わって家に帰る前に、息子が犯した罪の巻き添えを喰らってしまうのだった

 

 

 

連絡を受けて病室に飛び込んだ悠介が見たものは、通り魔にやられたらしく意識不明で傷だらけの顔を晒した母の姿だった。

 

 

翌日、身辺を守る約束だった会澤に怒りの矛先を向けるが、最早悠介への憎しみは簡単に止められるレベルじゃなくなっているという

 

このままだと、悠介も母と同じか、殺されるのは避けられない。

 

しかし会澤は、悪魔に戻って恐ろしさを再び教えてやれば、復讐する気もなくなるだろうと答えた。

著者名:さの隆 引用元:君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻

 

 

感想

君が僕らを悪魔と呼んだ頃2巻でした。
面白度☆7 展開度☆7

もう少しスピード感が欲しい気もしますし、1巻ほどの迫力がないのが残念ですが、本当にクズ中のクズだった悠介の過去には胸糞が悪くなっていい感じでした。

母親が普通に本当の母親でとばっちりを喰らったのは可哀想ですが、過去を知ってて黙っている節があるので、親の責任と言えなくもないのかも知れないですね。

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