ゴブリンスレイヤー17話
ネタバレ感想

ゴブリンスレイヤー17話のネタバレと感想と画像、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

エルフとの約束でロマン溢れる古代遺跡の冒険に繰り出したゴブスレだったが、結局最後は容赦ないゴブリン退治になってしまい、エルフの報酬はまた後日に持ち越された。

その後で、彼にまた依頼が持ち込まれる。

 

17話

さっそくギルドに足を運んだゴブスレだったが、ゴブリン退治ではないと聞かされてすぐに帰ろうとする。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

だが、慌てた受付嬢に首を傾げてお願いされると、渋々ながらも話を聞く気になった。

 

 

今回の依頼はモンスター退治ではなく、銀等級の上級冒険者として、他の冒険者の昇級審査の立会人をして欲しいという依頼だった。

 

 

冒険者が昇級するためには、報酬金額や貢献度の他に、人格等が重視される。

 

いくら圧倒的に戦闘力があっても、人として他者から認められなければいつまでも下級のままなので、銀にまでなっているゴブスレは立会人として申し分なかった。

 

そんな基準を聞かされた彼は、興味はなくても無下に断れなかった。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

 

今回の審査は4人でパーティを組んでいる冒険者たちで、その中の一人、斥候をしている男の審査を執り行うことになった。

 

 

斥候はヘラヘラとした顔を維持したまま、心の中で審査官の3人を一人ずつ見ていく。

 

初見の女性はスルーし、受付嬢にはいやらしい妄想を働かせ、立会人がゴブスレだと気づくと、蔑みながらも同じクズタイプだろうと決め付けた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

審査が始まると、斥候の顔はすぐに歪み始めた。

 

偉そうにテーブルに足を乗せる態度はもとより、その乗せられた足に履いている上等なブーツや革鎧に目を付けた受付嬢は、他の3人と違って妙に羽振りがいいのを指摘する。

 

斥候は実家の仕送りがあってなどとごまかそうとするが、もう一人の女性審査官は、すぐにだと指摘した。

 

彼女は至高神を崇拝する司祭で、人の嘘を見抜く看破の能力を備えていたのだ。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

司祭に続いて受付嬢が、先日の遺跡探検後に装備を新調した事実から、先に偵察で入った際に見つけた宝箱の中身をちょろまかしたんだろうと推理すると、斥候は心中で悪態を吐きながらも、素直に謝るところを見せてお目こぼしを狙った。

 

しかし、謝って済めば法律はいらず、初犯なのを鑑みて降格とこの街での冒険者業禁止を受付嬢は言い渡した。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

まさかの処置に斥候は本性を現して食ってかかるが、受付嬢は呆れ返った様子で、信用は金じゃ買えないし報酬をごまかして降格処分になったことを発表してもいいんですよと提案した。

 

斥候は必死に打開策を考えたが、司祭の能力がある以上、嘘は通用しなかった。

 

 

そこでゴブスレに、同じ冒険者として庇ってもらおうと声をかけるが、にべもなくあしらわれた。

 

 

それでカッとなった斥候は、腰のナイフを抜いて受付嬢に襲い掛かった

 

しかし、ナイフが届く前にゴブスレに腕を掴まれ、顔面が凹むほどの一撃で返り討ちにされてしまう。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

そんなイメージが見え、ここで暴挙に出ても犯罪者になるだけだと思い、自分の行動の反省もしないまま、怒りだけを抑えるのに必死になり、クズの本性を最後まで見せて部屋を出た。

 

 

受付嬢は涼しい顔で見送ったが、斥候が部屋から出た途端に机に突っ伏し、本当は怖かったことを素直に出した。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

審査が終わったゴブスレが出て行こうとするのを咄嗟に引き止めてしまったが、特に何か言うこともなかったのですぐに言葉が出てこなかった。

 

だが、なんとかお疲れ様でしたと無難に声をかけて、秘めた思いをごまかした。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

受付嬢の恋の行方に若い二人が花を咲かせつつ、気を取り直して仕事に取りかかろうとした直後、ゴブスレが急に戻ってきた。

 

何の用かと思えば、ゴブリン退治の依頼書を持ってきたのだった。

 

 

 

今回のゴブリン退治も、女神官たちには相談とも言えない事後相談で伝え、4人は呆れながらも一緒に行くことを了承した。

 

 

幌付の荷馬車で向かう道中、エルフは二日酔いに苦しみ悶えていた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

ドワーフやリザードマンがからかう中、ゴブスレが冷たく解毒剤でも飲ませてやれと言うので、女神官は言いすぎだと言おうとしたが、彼が冗談だと言った。

 

彼の冗談は、二日酔いが吹き飛ぶほどのレア現象だった。

 

 

 

法の神殿がある水路の街が、今回の依頼がある場所だった。

 

街でも馬車でも、所構わず言い争いを始めるエルフとドワーフに苦笑いを漏らしながら、依頼人がいる法の神殿に向かう。

 

道すがら眺める街中の景色は、とてもゴブリンに苦しめられているような様子はなく、活気ある様子で住民にも悲壮感は感じられなかった。

 

しかしゴブスレの経験上、ゴブリンに襲われてきた村の空気と同じ臭いがするらしく、街中にゴブリンが現れた事例も知っていた。

著者名:蝸牛くも 引用元:ガンガンオンライン

 

 

不穏な空気をまといつつ、向かうのは依頼人がいる法の神殿。

 

そして依頼人は、至高神の大司教。

それはつまり、かつて魔神王の一つに打ち勝ったパーティの一人、剣の乙女のことだった。

 

 

感想

ゴブリンスレイヤー17話でした。

牛飼娘がやたら可愛いかった次は、負けじと受付嬢が可愛らしいところを見せてくるせめぎ合い。

エルフが時折参戦してきますが、一歩リードしているのはやはり牛飼娘か。

それは置いといて、ついに金等級の一人が登場するようで、姿形やその強さがどれほどのものか、期待が高まります。

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