11話~15話

カード当て

×のカードが2枚に○が1枚で、○を引けば3倍になって返ってくる。

最低ベット1億で賭け代が尽きれば負け、カードを並べるのは直愛が担う

 

人の金とはいえ額の大きさに綾女は怯むが、直愛はすました顔でカードを並べた。

それは特に素早い動きでもなく、どこに「○」があるか目で追える程度のもだった。

 

もしかして妄とグルで委員会に入れる作戦なのかもと考えたが、いや勝った分はもらえるという条件があるのだから、当てれば3億円を手に入れられ、それはないと考えた。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ1巻

 

そして1億円をベットし、目で追った通りに真ん中を選んだが、それは「×」だった。

 

その後も判を押したように目で追えるまま「○」のカードを選んだはずだったが、一度として当たらず、じわじわと賭け代は減っていき、あっという間に12億1000万を溶かしてしまった

 

しかし妄は軽く笑って綾女を小バカにするだけで済まし、直愛は淡々と委員長を辞めるよう念を押すだけで、まるで綾女の焦燥など目に入っていないかのように振舞った。

それに自尊心を極限まで傷つけられた彼女は、今度は自分から勝負を仕掛けた。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ1巻

 

 

12億を全て溶かした彼女が賭けたものは、生志摩妄の地位だった。

 

全てを賭け代にすると言ったからには人自身もその範疇に入ると言い、ゾクゾクした妄もその言い分に乗っかり、美化委員長の地位と人としての地位も賭けると言った。

つまり直愛が勝てば、憎き妄を家畜として扱い、好きなようにできるということだ。

 

それが勝負に乗せるための煽りだと分かっていても、そういう妄の異常なところが許せず、怒りのままに勝負に乗った。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ1巻

 

もちろん、イカサマをしているからこそだった。

 

カードを配る際に、順番通りに一番上から並べているように見せかけて、2枚目か3枚目を最初に並べていたのだ。

だから、目で追った通りに選ぶ以上、必ず「×」が出る。

 

 

今回も変わらず、分かるようにシャッフルしてイカサマで並べた。

しかし綾女を見ると、目を閉じていたのだった。

ただそれはイカサマを見抜いたからではなく、目で追っても無駄だったので、ヤケクソで閉じていただけだった。

 

なぜなら、賭けているのは人の金だったからだ。

 

とてもギャンブルに才能があるとは思えない綾女と、その彼女に入れ込もうとしているドMの妄。

 

果たして目を閉じた綾女が選んだカードは「」だった。

著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ1巻

 

そして、負けた羽々斬直愛の処遇が決められた。

 

 

感想

賭ケグルイ妄1巻でした。
面白度☆8 肉感度☆9

ありそうでNASA荘の柊さんですから、女の子たちが柔らかそうに描けていますし、醍醐味の顔芸の破壊力も十分です。仄かな百合成分も感じられますし、そっち方面が好きな人も楽しめるかも。

妄が主人公だけあって、シンプルなギャンブルでもハードに感じました。

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