
賭ケグルイ妄2巻ネタバレ感想
賭ケグルイ妄の漫画最新話と最終回まで、最新刊ネタバレと感想、あらすじ、エロ画像、結末、漫画を無料で読める方法を紹介。
生徒会メンバーの生志摩妄。
ギャンブルで命を脅かされることに快感を覚えるこのド変態女は、自ら死のうとしていた濡羽綾女に目をつけ、美化委員会に勧誘する。
そして綾女は美化委員の羽々斬直愛とギャンブルして打ち負かしたのだった。
16話~20話
直愛との勝負で3億円を手に入れた綾女だったが、あまりの額の大きさに持て余し、またこれを狙って誰かに鴨にされるかもと思うと気が気でなかった。
やはり妄に返しに行こうと思い、美化委員会室のドアをノックして入ると、妄と直愛が完全に綾女を待ち構えていた様子でクラッカーを鳴らし、歓迎会の準備を整えていた。
綾女の了承を得ずに既に美化委員に登録してしまったらしく、なぜそんな事を急いたのかといえば、結果的に綾女が美化委員の会費3億円をムシッたせいで呆れた他の委員が辞めてしまい、まるで人手が足りなかったのだった。
綾女は断ろうとするが、妄の見下ろす視線と直愛の上目遣いに負け、押しに弱いいつもの悪い癖が出て入会を認めてしまった。
すると妄は、すぐに綾女を美化委員の仕事に駆り出した。
初仕事はドブさらいだという。
ドブさらいとはいわゆる取り立てのことで、ギャンブルの負け分を払わない生徒から代わりに取り立て支払う仕事で、どうしようもない生徒を更生させて校内を綺麗にするという意味でも。それが美化委員の主な仕事だった。
取り立てる相手は、不良グループの元締めをしている一年の寺須美栗霧。
暴行、脅迫で負け分を支払わないどうしようもないクズな連中だった。
しかし、綾女が想像したイメージと違い、悪党というよりノリの軽いギャルといった感じの女子だったが、最低でも1700万円の支払いを拒否しているかなりの強心臓の持ち主だった。
しかも今すぐ払えるだけの金は持っているのに、「ヤダ、もったいない」と舌を出してふざけてきた。
美化委員が取り立てに来ようと、妄と綾女の二人しかいないのをいいことにつるんでいる男たちをチラつかせて追い返そうとする。
もちろん妄はギャンブルを挑み、こっちが勝てば大人しく払う、負ければもう取り立てないと条件を出したが、栗霧は受け入れずに中指を立てて見せた。
その時、肩を押された綾女は持ち歩いていたキャリーケースを倒して蓋を開けてしまった。
その中には、3億円が入っていた。
途端に目の色を変える栗霧たち。
怖くなった綾女はその場で妄に3億全額を返した。
すると妄はすぐにその3億円を賭けに使い、1700万を払うか3億を手に入れるかを天秤にかけた栗霧は勝負を受け入れた。
ただし、ギャンブルは自分が決めさせてもらうという。
そして彼女は鞄から拳銃を取り出した。
「受動ロシアンルーレット」
先攻後攻に分かれ、先攻は銃に弾を一発だけ込める。
次に後攻が1~9の数を指定する。
次に先攻が指定された数だけシリンダーを回し、自分に向けて引き金を引く。セーフならまたまた同じ数を回してから撃つ、回す、撃つ、回す、撃つの計4回を繰り返してセーフなら交代。
アウトになるまで続くデスマッチだった。
もちろんアウトとは、弾が発射されることだった。
そして妄は、綾女の初仕事ということで彼女をプレイヤーに選ぶのだった。