26話~29話

誰が見ても、妄は死を望んで楽しんでいるようにしか見えない絶頂しかけている顔をしていた。

賭ケグルイ妄
著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄2巻

 

 

感じすぎて立っていられなくなった妄に向けて4発目を撃った綾女。

結局、全てセーフだった。

 

アウトを回避した妄は栗霧に延長戦をやるよう迫ったが、狂いっぷりに気圧された彼女は拒否して負けを認めた。

すると妄は恍惚の表情から瞬時に怒りに変わり、嘘吐きへの制裁として、弾が入っているはずの5発目を栗霧に向かって撃った。

賭ケグルイ妄
著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄2巻

 

 

発射音はしたが、それは空砲だった。

 

 

マジジャンズチョイス

 

最初の栗霧の番の時、5発目に入っていたはずの弾は結局発射されなかった。

それは撃鉄を引くと一回分回ることを知らなかった自分のミスだと綾女は思った。しかし、撃鉄の一回分を数に含めるかどうかは説明されていない。ただ、綾女が勝手に解釈しただけだった

 

指定が5なら撃鉄を合わせて6回分回す。

指定が5以外なら撃鉄を含めて5回分回す

そうすることで、5発目に込めた弾を100%回避するのが、相手の勝手に思いこむ心理を利用した栗霧のイカサマだった。

賭ケグルイ妄
著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄2巻

 

そして弾が入っているのか疑われたら実際に撃ち、相手の戦意を喪失させる。

 

種明かしした妄だったが、イカサマされたことより、空砲を渡して綾女への危険も無くしたことに怒り狂っていた。

殺す覚悟も死ぬ覚悟もないなら鉄火場に来るなと怒号を放つ妄。

 

栗霧は戦慄した。

イカサマを咎めるのではなく、安心安全なギャンブルにして死ぬリスクをなくしたことに怒っている狂った女に恐怖した。

賭ケグルイ妄
著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄2巻

 

 

ちゃんと金を払うよう告げて部屋を後にした二人。

 

初仕事を終えた綾女に妄は訊ねた。

空砲だと分かったから躊躇なく引き金を引けた。本当にギャンブルであたしを殺す覚悟があったのか?

 

綾女はあるわけないと答え、引き金を引けたのは栗霧が怒ったような顔をしていたからだという。

人が死ぬかどうかの瀬戸際で怒りを感じるほど栗霧が狂っているとは思えず、ならそもそもこのギャンブルは人が死ぬようにはできていないと思ったと綾女は答えた。

 

すると妄は心から嬉しそうな顔をして「お前やっぱ最高だよ」と答えた。

賭ケグルイ妄
著者名:柊裕一 引用元:賭ケグルイ妄2巻

 

そう思った理由を聞かされた綾女は、自分の狂った一面をまた一つ発見した。

 

 

感想

賭ケグルイ妄2巻でした。
面白度☆8 顔芸度☆7

どっちかというと1巻の方が顔のアップの迫力があったように思いました。

ギャンブルやマジックの知識も増えるので、ある意味勉強にもなる漫画ですね。さりげないようなそうでないようなセクシーシーンもありますし、イカれてますけど時折妄が可愛く見えるのが堪りません。