ダーリンインザフランキス
24話25話ネタバレ感想

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人型になったβの分厚い装甲の前に、ストレリチアは一撃で仕留めきれず、渾身の一撃をまともに食らってしまい、都市の壁にめり込んだ。

瀕死に陥ったヒロは、夢の中で子供の頃のゼロツーに会っていた。

 

24話

壁にめり込んだストレリチアはゼロツー一人で動かせるビーストモードに変形した。

 

つまり、ヒロは操縦するのもままならない状況に陥っているということだった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

ナナは司令室に飛び込んで戦況がどうなっているのか叫ぶように訊いた直後、オペレーターがゼロツーとヒロのリンクが切れたことを報告。

 

さらにヒロの生体反応が低下していると補足した。

 

 

 

当然βは待ってくれず、都市に近づいてくる。

 

βはストレリチアの前まで接近すると、また後ろにスライドして強烈な一撃を放つ準備を整えた。

 

ビーストモードになったストレリチアだったが満足に動けず、ゴローの呼びかけにも応答できなかった。

 

そのまま、また強烈な一撃がストレリチアに突き出され、更に深く壁にめり込まされた

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ビーストモードストレリチアは虫けらのように壁にへばりつき、コックピット内のヒロは操縦席からも投げ出されて血を吐き、虚ろな顔をしていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

ストレリチアが完全に機能停止したと思ったイチゴは、ヒロも中で押し潰されて死んだのだと思い込んで精神が乱れ、デルフィニウムとの接続を切らしてしまった

 

いきなり操舵不能になり、ゴローはイチゴを鼓舞するが、好きな人の死にとてつもないショックを受けたイチゴに声は届かなかった。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

ショックを受けているのは、他の操縦者も同じだった。

 

しかし、まだゼロツーに纏わる噂が真実になったことの驚きの方が強く、圧倒的強さのβがまだまだ健在なことから、危機感で前を向こうとしていた。

 

 

イチゴだけは、ヒロをβとの戦いに送り出してしまった自分の判断を悔いて下を向いたままだった。

 

涙を流し、本当は行ってほしくなかった本音を伝えられなかったことを後悔し、冷静さを失っていた。

 

しかし同じくショックを受けているゴローは、それでもリーダーとしてイチゴに前を向かせようと顔を上げさせた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

夢の中で、雪降る森の中にいたヒロは、大きなヤドリギの前にいた赤い肌と赤い角の少女を見て、どこかで見たことがあるような気がしていたが、いつのどこだったのか思い出せなかった。

 

好奇心のままに赤い角に手を伸ばすと、少女は怯えたように一歩下がり、木の裏に隠れてしまう。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

 

ヒロがすぐ追いかけると、そこにいたのはスーツを着たゼロツーだった。

 

ボーっと立ってヤドリギを見つめているゼロツーを見ていると、みるみるうちに胸の腫瘍を中心として侵食が起こり始めた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

それでヒロは、自分が死んだのだと理解した。

 

 

それでも、最後にフランクスの操縦者としてコドモの役割を果たして死ねたのなら本望で、それを果たさせてくれたゼロツーにお礼を言った。

 

しかしゼロツーは、納得していないような悲しげな表情をしていた。

著者名:矢吹健太朗 引用元:少年ジャンプ+

 

 

自分がいなくなっても一人で戦えるはずのゼロツーのその表情の意味が分からず、ヒロは夢の中から戻って現実の目を開けた。