
ギフト±14巻
ネタバレ感想
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再生医療の弁の大量生産。
梨世に執着し続けるタカシ。
リュウに殺されかけた瑞希は廣瀬とさらに心を通わせて勇気をもらい、阿藤が遺したものから先に進もうとする。
そして環の同級生の真由は、プティシャトンの残党の食い物にされて若い命を無残に奪われた…
カニバリズムと感染症
部下の近藤から阿藤が遺したHDDを受け取った瑞希。
ただ、タイミング良く加藤と出くわしたことに動きを牽制されているとしか思えなかった。
加藤も瑞希が何かしようとしているのに気づきながら、まだ引き返せる段階とだけ仄めかすに止めた。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±14巻
直後、加藤はリュウから連絡をもらった。
リュウはプティシャトン側の先生から久しぶりに連絡が来て、顧客リストを盗んだ男を始末してほしいと依頼されたらしい。
楊亮という男はリュウのかつての部下であり、ウリの最中に暴行で殺された真穂の遺体の始末を指示した張本人だった。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±14巻
そして真穂が撮った盗撮写真から、楊は環に狙いをつけた。
一方環は、タカシから真穂が殺された経緯を教えられていた。
真穂の元カレである田無に接触した環は、殺されたことを明かし、真穂が誰の指示で盗撮してきたのか聞き出そうとした。
しかし、ヤルことしか考えていない傲慢な男子高校生なだけだった田無は、本当に何も知らないようだった。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±14巻
避妊の注意で締めて、笑顔を見せた環。
しかし田無は、貼り付けたような笑顔が猛獣の威嚇のように見えた。
時を同じくして、強姦殺人犯が全国指名手配されたニュースが巷を騒がし始めた。
その男は逃亡生活の中でも性懲りもなく性を発散していた。
だが、謎の二人組に拉致され臓器を抜き取られてしまうのだった。
二人組は一時世間を賑わしたクジラを真似て、闇サイトで独自に臓器を売り捌いている金儲けが目的の素人兄弟だった。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±14巻
人肉を食って渇きを潤す。
そんなイカれた段階にまで壊れていた。
兄弟は母親に虐待されて育った過去を持っていたが、ある夏のうだるように暑い日、弟が殴られているのを見かねた兄が、母親を殺してしまった。
それだけに留まらず、遺体を損壊して腐らないよう冷蔵庫に押し込むほど、まともな思考を保てていなかった。
一つ確かなことは、全ての殺しは兄が行っていたことだった。
クジラ候補であり警察が躍起になって探している強姦殺人犯の行方が掴めなくなったことで加藤は独自に調べ上げ、安西兄弟に行き着いた。
この二人が強姦殺人犯と同じホテルに入り、人サイズの何かを抱えて出てくるところが監視カメラに写っていたことから、ほぼ間違いないと考えた。
そして、子供時代の母親殺害、遺体の一部を食っただろうことも突き止めた。
環は珍しくゴスロリ衣装に身を包み、掃き溜めのような街に繰り出した。
そこで次のクジラを物色していた安西兄弟に声をかけ、自分たちの活動を真似ている二人をクジラ候補として拉致した。
著者名:ナガテユカ 引用元:ギフト±14巻