「シグナル100」無料ネタバレ感想2巻。生きるために辱め・・・内通者は誰だ!?

シグナル100
2巻ネタバレ感想

シグナル100のネタバレと感想とあらすじと画像、漫画を無料で読める方法を紹介。

 

4人の死を見れば催眠が解除される。

和田は躊躇なく同級生を手にかけていき、唯一催眠がかかっていない希望の綱の榊は、無情な和田に殺意を抱いていく。

 

裏切り者

4人の死を見れば催眠が解除される。

 

下僕がかけた後催眠には、タイミングに合わせて設定していたイベントが伝えられるように、彼の姿が亡霊のように見える仕掛けになっていた。

 

亡霊の下僕はボーナスタイムと謳い、4人の死を提示した。

 

和田のバスで一気に始末する作戦は榊に防がれたが、彼に思いを寄せていた君津を罠にかけて非情に殺したことで、一人目の死をクリアしていた。

 

 

33までの合図を確認していることで優位さは揺るがず、ボーナスタイムを確実にクリアできると甘言を囁いてクラスの支配を継続した。

 

彼はつるんでいた中島が榊側についたことを理由に、彼を犠牲者に決めた。

 

全員中島を指差せ」と指示し、クラスはそれに従った。

 

直後、中島は頭を切り刻んでしまった。

合図23、25人以上のクラスメイトから一斉に指差される

 

 

この合図を利用して、視聴覚室に井沢が残したカメラの機材がないか探しに行っている樫村たちが戻ってきたところを指差して、殺してしまうつもりだったのだ

 

しばらくして何も知らない榊と樫村たちが戻ってきた。

 

榊はなにか嫌な雰囲気を感じ取ったが、樫村は気付かずに教室に入ってしまい、その瞬間、一斉に指差されてしまった。

表紙

 

 

だが、彼女は死ななかった。

 

よく見ると、朝比奈だけが指差していなかった。

 

 

榊は怒りに震え、和田の首を掴んで壁際に追い詰めた。

 

指差した生徒たちは失敗したことでパニックに陥り、そのまま和田を殺せと榊を煽る者さえいた。

しかし、無情にもボーナスタイムの終わりを告げるチャイムがなった。

 

気を抜いた榊の手から抜け出し和田を逃げ去ったが、榊はすぐに追おうとした。しかし、樫村はそれを引き止めた。

 

 

意気消沈して静まり返る中、女子二人が樫村に謝ろうとしたが、彼女は汚物でも見るような目を向けて拒絶した。

自分を殺そうとしたばかりの人間の言葉など、聞きいれられる訳がなかった。

表紙

 

 

しかし、朝比奈だけは空気に流されず自分の意思で樫村を助けたので、二人はこんな状況になってしまってからだが、少しく距離を近づけることができた。

 

 

 

榊は和田に井沢のカメラを回収される前に奪いに行くと言い出した時、朝比奈が「さっき、そのカメラを拾ったはずでしょ?」と咎めた。

表紙

 

 

彼女の言う通り、榊はポケットからカメラを取り出した。

拾ったことを忘れてたと何でもないように笑った榊。

 

もちろんそんなことを信じられる訳もなく、騒然となっていく。

 

何かよからぬことを企んでいるに違いないと疑う者や、樫村殺しを止めてくれた彼に感謝する者などで二分されていくが、まずはカメラの中身を確認することが優先された。

 

 

映像の中身は井沢の気持ち悪いアップから始まった。

 

人の動きに反応して作動する人感センサーだった。

 

程なく女子が入ってきて着替え始めるシーンになった。お嬢様でおっとりした小宮山の着替えシーンに男子たちは色めき立つが、樫村はどこにヒントがあるか分からないと言って、飛ばそうとする榊を止めた。

表紙

 

 

恩も特別な気持ちもある相手を疑いたくなかったが、今は彼のことも信じ切れなくなっていたのだった。

 

しばらくして女子が出て行った後に下僕が入ってきた。

 

彼は催眠の準備をしながら、誰かと喋っていた。音量を上げても聴こえるのは彼の声だけだったが、確かにカメラの死角にいる誰かに向けて話していた。

 

あとはあなたが見届けて下さい。クラスに紛れ、全員の死を」と。

 

声も姿も映っていない。しかし確実にこの中に下僕の仲間が紛れ込んでいる。

 

 

下僕が出て行った後に、また女子が着替えに戻ってきたことから、体育の時間中に抜け出した誰かがいる。
そのチャンスは誰にもあった。

もちろん、榊も例外ではない。

 

その時、朝比奈をいじめていた主犯の園田が叫び声をあげた。彼女にポケットにいつの間にか紙が入れられていたのだ。

そこにはこう書かれていた。

 

20時より研修棟1Fにてボーナスタイム開始」と。

表紙

 

 

指名制ボーナスタイム

指定通り研修棟の部屋に入った直後、今度は小宮山が悲鳴をあげた。

 

廊下の向こうに人影が見えたといい、榊が様子を見に真っ先に飛び出して行った。

 

その直後、20時になった瞬間扉が締まり、榊は閉め出されてしまった。

 

さらに次の瞬間、下僕が現れルールの説明をし始めた。

 

制限時間2時間の間に51~70までの合図を解明すればクリア。合図一つ一つにちゃんとヒントが用意されているとのたまった。

 

 

言葉通り机の上にヒントが入った封筒が置かれていた。

 

園田らいじめグループが朝比奈を脅して無理矢理封筒を開けさせると、中には2枚のカードが入っていた。

 

A「四つん這いで指名者の靴を舐める」
B「下着姿で指名者に土下座」

 

どちらかが本物の合図でカードを手にした人間が指名者。つまりこの合図では朝比奈が指名者だということだ。

表紙

 

 

指名者は10分以内にクラスの誰かを実験台に指名しなければならず、実験台は3分以内にどちらかの合図を実行して、本物の方を特定しなければならない

 

もちろん間違えればが待っている。
そして指名方法は、相手の身体に触れながら封筒に書かれた言葉を言うだけ。

 

 

蜘蛛の子を散らすように逃げ惑う生徒たち。

 

朝比奈の一番近くにいた園田は積み上げられたパイプ椅子に躓き、転びそうになった。

躓いて転ぶは既に判明している合図だったので、園田は死を覚悟した。

 

しかし、ギリギリで朝比奈が抱きとめてくれ、九死に一生を得た。だが、そのまま実験台に指名されてしまった。

表紙

 

 

 

園田は屈辱に顔を歪めながら、朝比奈の靴を舐めた

 

それは偽の合図で、園田は命を長らえることができた。

 

 

下僕はさらにルールの続きを話し始めた。

 

実験が終わったカードは指名者が破り捨てなければならない。その前に2人以上の人間が触れば死が待っている。
つまり、カードは一回しか使えないのだ。

 

そして、助かるのは指名を経験した者だけ

 

指名者にならずに制限時間を過ぎた者は、その場で暗示が発動する。

 

合図は20個。
参加者は25人。

またボーナスタイムという名の残酷なデスゲームが始まろうとしていた。

表紙

 

 

二人目の復讐者

扉のロックが解除され、榊が入ってくるのと同時に何人かが飛び出した。

 

事情を聞いた榊は、まずは裏切り者を見つけて暗示を解明する方が先決だと言ってホールに残るよう説得し、カードを探しに行った何人かを連れ戻しに走った。

 

 

 

幸先良くカードを見つけた糸目の村瀬を連れ戻しカードも奪い返したが、彼はもう一つ懐に忍ばせていて、それでいじめグループの一人の佐々木を実験台に指名してしまった。

 

A「ハサミで髪の毛を切る」
B「ハサミで制服を切る」

 

彼女はAを実行したがそれは本物の合図で、自分の手首を切り刻んで死んでしまった。

表紙

 

 

村瀬は自分が死に追いやったことで号泣して後悔した。まだ完全に狂気に飲まれていたわけではなかったのだ。そんな彼を見て、樫村はさらに強くゲームには参加しないと強く思った。

 

 

榊は再び連れ戻しに出て行った。その後を朝比奈が追いかけ、暴力で連れ戻すのは樫村さんも望んでいないと諭し始めた。

 

説得しにきたのかと思った直後、榊はスタンガンで気絶させられてしまった。

 

 

どこかに引き摺られていく榊。

下僕の協力者は朝比奈だった。

表紙

 

 

早く灰皿用意しな」と書かれた封筒を見つけた園田。その言葉が、かつていじめていた朝比奈に吐きつけた言葉だと思い出した瞬間、その朝比奈が背後に立っていた。

 

下僕はいじめられて行き場を失っていた朝比奈に共感したのか、項垂れていた彼女に復讐のチャンスを与えたのだった。

 

 

朝比奈は園田からカードを奪い、ホールに連れ戻した。

 

そして怯える同級生の前で、これはずっと苦しめ続けた園田、佐々木、三井、見て見ぬふりをし続けたC組全員への復讐だと打ち明けた。

 

実験内容は、全て3人がしてきた胸糞悪いいじめの内容だった。

さっそくいじめ犯の一人、三井が選択を誤って命を落とした。

 

今度は全員がカードを探しに飛び出して行った。

 

しかし、樫村だけは何があっても自分から人を殺すようなことはしないと固く誓い、心も身体も疲れを感じながらフラフラと屋上に出て行った。

 

すると、物置の扉が開いた隙間から、人の足が見えた。

 

急いで見に行くと、手足を縛られた榊だった。

 

 

目を覚まして解放された彼は朝比奈を拘束し、力づくで本物の合図がどちらか訊き出した。

表紙

 

 

それでひとまず園田はまた二分の一の確立で暗示を回避できたが、彼は朝比奈同様、園田にも冷たい視線を向けた。

 

 

地獄の二択と新たな参戦者

朝比奈に正解を吐くよう同意させたが、残りの実験は全て園田が実行しなければならなくなった。

 

次々見るに堪えない実験が繰り返されるが、それと変わらない苦しみを朝比奈に与え続けたのもまた園田だった。

 

弱い者いじめする腐った女でも、好きな人はいた。その相手から指名された実験は、バイブを3分間使用するというものだった。

表紙

 

 

辱めと暴力で傷を負い続ける園田。

 

暗示の外にいる榊は、生き残る者を非情に選択する。

だが、全員が助かる最善の策も考えついていた。

 

 

ボーナスタイムをクリアし、カードの枚数に足りないあぶれた生徒を助かる抜け道を披露し、喚起に湧くC組。

 

しかし、彼の奇策を朝比奈は嘲け笑った

 

 

 

死々累々のデスゲームに希望と絶望を感じていた生徒たちが知らないところで、彼らと同じように巻き込まれた教師たちが、自分たちのために生徒を殺しに学校に戻って来ていた

表紙

 

 

感想

シグナル100でした。
面白度☆8 復讐度☆10

朝比奈なのは割と分かりやすいかと思います。急に前に出だしてから問題が起きれば、大抵そいつが犯人という、そのままシンプルな使い方でしたね。

黒板消しで顔を押し付けて死んだのはちょっと意味がわからないですけど、ギャル風いじめっ子が処女だったのは、いい盛り上げになってると思います。

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