6話

めがね子が非情になり切れないタイプだといち早く見抜き、自分の素性がバレるリスクを犯してまで、妹想いだが不幸な家庭に育った自分を印象付ける作戦だった。

 

サイの目がどちらに出るか?

嘘を見抜けるか?

 

それよりも、誰を犠牲にするかをコントロールすることが一番勝利に近づく早道だった。

そのためには、自分がその犠牲に選ばれないよう頭の切れる印象を植え付け、他の二人に獲物を差し出すのが最善手。

 

46万まで激減しためがね子は、クロエルに追加で貸付をお願いした。

それにクロエルはあっさり応じてくれたが、追加は一回限りの一律5000万円だった。

そして、もちろんタダと言うわけではなかった。

 

それは彼女の趣味に付き合う代償に、5000万円が支払われる。

指一本で1000万円

めがね子は拘束され、利き手の左手の指が一本一本指ごとに凶器を変えてちょん切られていく。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:たとえ灰になっても1巻

 

ペンチでギリギリと破壊された一本目。

ハサミでサクッといかれた二本目。

のこぎりで切り刻まれた三本目。

残り二本はチェーンソーで同時に粉砕された。

 

まさに地獄絵図。鬼畜の所業。

片手の指がなくなった彼女は、泣き叫びながら愛しい彼の名を連呼していた。

白熱のステージ4。

痛みに悶え苦しむめがね子を、ユキはさらに追い詰めていく。

ユキの掛け金50,459,998

めがね子の所持金は50,460.000で掛け金は安全策の1円だった。

 

7話

サイの目は奇数。

全員奇数を宣言。

そして突然、クロエルが新しい要素を導入した。

 

それは、BETが済むと、本当に賭けている奇数と偶数の数が表示されるシステムだった。

誰がどちらに賭けているかはもちろん分からないが、今回は奇数3偶数1と出ており、誰かが嘘を吐いていることが分かる。

その時、めがね子は思わず声を出してしまい、ユキがすかさず彼女にアタック。

 

あえなく、彼女の元手は1円にまで減ってしまうのだった。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:たとえ灰になっても1巻

 

あまりのショックと恐怖にめがね子は意識を失った。

 

 

ゲームは一時中断され、めがね子は休憩室のベッドの上で目を覚ました。

 

するとそこに、山田がやってきて、このゲームの必勝法を見つけたから一緒にユキを倒そうと持ちかけ、その方法を話した。

確かにその方法なら、相手が嘘をついているかどうか100%分かるものだった。

 

8話

緊迫のステージ5。

BET後の表示は奇数1偶数3.

サイの目は奇数。

全員が奇数を宣言。

直後、山田はユキに躊躇なくアタックを仕掛けた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:たとえ灰になっても1巻

 

アタック成功

ユキが賭けたのは偶数だった。

 

ユキは一気に1億6000万を失い、3位まで急降下してしまった。

 

続けてステージ6。

今度はめがね子がユキにアタックを仕掛け、問題なく成功。

山田が提案した必勝法とは、3-1の構図だった。

 

二人が組むことにより、それぞれ奇数と偶数を選ぶ。

すると、片方が0票になることはない。

そしてBET後の表示を確認し、3-1の割合になっていてなおかつその1票だけの方が自分のものの時、他の人間が嘘を吐けば分かると言うわけだ。

 

BET割合は4パターンになり、そのうち2パターンで確実に嘘を見抜ける。

めがね子は情を捨て、ユキを追い詰めて残り1円まで追い詰めた。

著者名:鬼八頭かかし 引用元:たとえ灰になっても1巻

 

しかし、低姿勢になって命乞いしながらも、ユキは密かにほくそ笑んでいた。

 

感想

たとえ灰になっても1巻でした。
面白度☆8 クロエル度☆8

キャラデザムチっとした感じで可愛らしいですが、それに負けず劣らずグロぃシーンもチラホラ。

めがね子のイキかけている表情なんかも良かったですし、クロエルがステージ開始を告げるポージングも毎回変わってて注目ポイントでした。

それは作者さんも凝ったところだそうで。

見えそうで見えない悪魔のような天使クロエルの悪趣味が見れる1巻でした。

たとえ灰になってもを読むならこちら